第7回映画批評月間 フランス映画の現在
日程
2026年6月7日(日)〜7月19日(日)
会場
東京日仏学院エスパス・イマージュ
料金
一律1,200円、但しトークショー付きの回のみ1,500円(全席自由/入場はチケット番号順)
Peatixにて2025年5/16(土)正午より発売開始。
日本未公開の注目作や、埋もれた名作と出会い、作り手や専門家たちと語り合う映画祭「映画批評月間 フランス映画の現在」が、今年も開催。
カンヌをはじめ各国の映画祭や批評家から高い評価を受けた、選りすぐりの最新作7本を上映。さらにレトロスペクティブ部門では、没後30年を記念し、マルグリット・デュラスの全作品特集を実施。映画表現の可能性を切り拓き、既存の文法を根底から揺さぶったその軌跡を、いま改めて見つめ直します。
加えて、日本公開作品と連動した特別企画や、フランスと日本からゲストを迎えての講演会、ディスカッション、トークショーも開催予定です。
映画を観て、語り合い、豊かなひとときを過ごしましょう!
〈批評家たちが選ぶ2024/2025ベスト〉
2024年から2025年までに製作され、世界的にも評価を得た優れたフランス映画から、日本でなかなか見られる機会のない作品を選りすぐり紹介します。
上映作品:
・エウレカ (リサンドロ・アロンソ、2024年)
・アヴァンチュール (ソフィ・ルトゥルヌール、2025年)
・マーク・ブラウンとの七つの散歩(ピエール・クレトン&ヴァンサン・バレ、2025年)
・風のままに、ローラン (アントン・バレクジョン&レオ・クチュール&マテオ・ウスタション、2025年)
・メクトーブ、マイ・ラブ:第2章 (アブデラティフ・ケシッシュ、2025年
・ガール・イン・ザ・スノウ (ルイーズ・エモン、2025年)
・イエス(ナダヴ・ラピッド、2025年)
〈マルグリット・デュラス 没後30年 全作上映〉
マルグリット・デュラスは1966年から1984年の間に19本の映画を監督し、映画をゼロから再構築して新たな可能性を模索しました。そのタイトルから異なる世界への旅を予感させる『インディア・ソング』、『バクステル、ヴェラ・バクステル』、『大西洋の男』など、デュラスは作品ごとに、物語、映像、音、そして観客との関係を再構築し続け、今日まで多くの映画監督や芸術家に影響を与え続けています。本特集では、デュラスが監督した19本すべてを上映し、映画作家としてのデュラスの全体像に迫ります。
上映作品:
長編作品
- ラミュジカ La Musica (1967年)
- 破壊しに、と彼女は言う Détruire, dit-elle (1969年)
- 黄色い太陽 Jaune le soleil (1971 年)
- ガンジスの女 La Femme du Gange (1972 年)
- ナタリー・グランジェ Nathalie Granger (1972年)
- インディア・ソング India Song(1975年)
- ヴェネツィア時代の彼女の名前 Son nom de Venise dans Calcutta désert (1976年)
- バクステル、ヴェラ・バクステル Baxter, Vera Baxter (1976年)
- 木立の中の日々Des journées entières dans les arbres (1976年)
- トラック Le Camion (1977年)
- 船舶ナイト号 Le Navire Night (1978年)
- マルグリット・デュラスのアガタ Agatha et les lectures illimitées(1981年)
- ローマの対話 Dialogo di Roma (1982年)
- 子どもたち Les Enfants(1984年)
短編・中編作品
- セザレCésarée (1978 年)
- 陰画の手 Les Mains négative ( 1978 年)
- オーレリア・シュタイネル(メルボルン)Aurélia Steiner Melbourne(1979年)
- オーレリア・シュタイネル(ヴァンクーヴァー)Aurélia Steiner Vancouver (1979 年)
- 大西洋の男L’Homme atlantique ( 1981 年)
〈『ヌーヴェルヴァーグ』先行上映+トークショー〉
ヌーヴェルヴァーグという神話の背後にあった若き映画作家たちの遊び心、偶然性、そして切迫した創造のエネルギーを甦らせた、名匠リチャード・リンクレーターならではのオマージュ作品『ヌーヴェルヴァーグ』を、トークショー付きで先行上映します。
*トークショーの詳細は、おって告知します。
*7.10(金)全国公開 配給:AMGエンタテインメント
〈『急に具合が悪くなる』公開記念 ヴィルジニー・エフィラ特集〉
偶然出会った2人の女性の交流と世界に対峙する姿を描き出す濱口竜介監督の最新作『急に具合が悪くなる』の公開を記念し、同作の主演女優のひとりであり、数々の作品で現代を生きる女性像を等身大の輝きでしなやかに体現し、今、もっとも輝いている女優、ヴィルジニー・エフィラが出演する3本を特別に上映します。
*『急に具合が悪くなる』は6.19(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。配給:ビターズ・エンド
上映作品:
- カプリス(エマニュエル・ムレ/2015年)
- ヴィクトリア (ジュスティーヌ・トリエ/2016年)
- パリの記憶 (アリス・ヴィノクール/2022年)
〈『美しく、黙りなさい』公開記念 デルフィーヌ・セリッグ特集〉
『ジャンヌ・ディエルマン』の伝説的女優デルフィーヌ・セリッグの唯一の監督長編作品『美しく、黙りなさい』が製作50周年を記念して全国で劇場公開されます。映画とジェンダーについて23人の女優たちが勇気をもって語ったこの歴史的重要作の公開に合わせて、セリッグをめぐる小特集を開催します。
*『美しく、黙りなさい』は7.24(金) Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国順次公開。配給:ムヴィオラ
上映作品:
- ジャンヌ・ディエルマンブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地(シャンタル・アケルマン/1975年)
- 《ジャンヌ・ディエルマン》をめぐって (サミー・フレイ/1978年)
- デルフィーヌとキャロル (カリスト・マクナルティ/2019年)
講師
カミーユ・ヌヴェール
映画監督、批評家である彼女は、マルグリット・デュラス脚本・アラン・レネ監督『ヒロシマ・モナムール』にちなんで、“ヌヴェール”というペンネームを選んだ。『カイエ・デュ・シネマ』や『ラ・レットル・デュ・シネマ』などに寄稿し、2018年からは日刊紙『リベラシオン』で批評を執筆している。ラジオ番組にも頻繁に出演しており、フランス・クルチュールや、フランス・インターの番組『ル・マスク・エ・ラ・プルーム』などに出演している。 本名のサンドリーヌ・リナルディ名義では、『Mystification ou l’histoire des portraits(ミスティフィケーション――あるいは肖像画の物語)』(2005年)と『Cap Nord(北岬)』(2012年)の2本の映画を監督している。また、以下の共著書にも名を連ねている:『Mondes imaginaires : le cinéma de Manoel de Oliveira(想像上の世界――マノエル・ド・オリヴェイラの映画)』(Vendémiaire、2017年)『Samuel Fuller, le choc et la caresse(サミュエル・フラー、衝撃と愛撫)』(イエロー・ナウ、2018年)、『レオ・マッケリー』(カプリッチ、2018年) – 『ポール・ヴェッキアリ、ワンス・モア』(エディション・ド・ロワ、2023年)。
第7回 映画批評月間 ~フランス映画の現在をめぐって~
主催:アンスティチュ・フランセ
助成:アンスティチュ・フランセパリ本部、ユニフランス
アンスティチュ・フランセ日本 映画プログラム オフィシャル・パートナー:CNC、笹川日仏財団
特別協力:シネマテーク・フランセーズ、コレクチブ・ジュンヌ・シネマ、一般社団法人コミュニティシネマセンター、プンクテ
フィルム提供及び協力:アンドルフィ、AMGエンタテインメント、ドミニク・オーブレイ、ベスト・フレンド・フォーエヴァー、ビターズ・エンド、アテネ・フランセ文化センター、レ・フィルム・デュ・ロザンジュ、ゴーモン、INA、アイ・ヴィー・シー、キノロジー、ジャン・マスコロ、マーメイドフィルム、ムヴィオラ、パテ、タマサ・ディストリビュ-ション、碓井千鶴、VCTokyo ビデオアートセンター東京、VIPO、山形国際ドキュメンタリー映画祭(敬称略)




