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映画

講演会

シンポジウム「映画批評におけるフェミニズムの未来」 第7回映画批評月間 

シンポジウム「映画批評におけるフェミニズムの未来」 第7回映画批評月間 

日程

2026年6月12日(金)18時30分〜21時10分 *シンポジウムの前に『ガール・イン・ザ・スノウ』(98分)の上映あり

会場

東京日仏学院エスパス・イマージュ

料金

一律:1,500円 チケットはPeatixにて発売中

窓口販売はございませんのでご注意ください。開演15分前開場。

#MeToo運動以降、映画の世界は大きな変化を経験してきました。女性の登場人物の描かれ方、物語の語り方、カメラの視線、さらには映画制作の現場そのものに至るまで、従来の価値観や慣習が問い直され、新たな表現の可能性が切り開かれています。

しかし、その変化は映画作品だけにとどまるものではありません。映画を論じ、評価し、その意味を社会へと伝える映画批評や映画ジャーナリズムの領域においてもまた、フェミニズムの視点は重要な課題となっています。批評の現場において女性たちは現在どのような立場に置かれているのでしょうか。また、映画批評はジェンダーや権力構造の問題にどのように向き合い、どのような実践を積み重ねてきたのでしょうか。そして、これからの映画批評はどこへ向かうのでしょうか。

本トークでは、フランスの日刊紙『リベラシオン』への寄稿やラジオ番組、講演活動などを通じて、フェミニズム批評を精力的に実践している映画批評家カミーユ・ヌヴェール氏を迎えます。さらに、日本において数多くの媒体で執筆を続け、国内外の映画作家や映画関係者から厚い信頼を寄せられている映画ライターの月永理絵氏にもご参加いただきます。

フランスと日本、それぞれ異なる文化的背景と批評環境のなかで活動するお二人の対話を通して、映画批評におけるフェミニズムの現在地を見つめるとともに、その未来について考えます。

映画を愛する方はもちろん、批評やジャーナリズム、ジェンダーの問題に関心をお持ちの方にもぜひご参加いただきたいトークイベントです。

※通訳付き

登壇者

カミーユ・ヌヴェール Camille NEVERS

映画監督、批評家である彼女は、マルグリット・デュラス脚本・アラン・レネ監督『ヒロシマ・モナムール』にちなんで、“ヌヴェール”というペンネームを選んだ。『カイエ・デュ・シネマ』や『ラ・レットル・デュ・シネマ』などに寄稿し、2018年からは日刊紙『リベラシオン』で批評を執筆している。ラジオ番組にも頻繁に出演しており、フランス・クルチュールや、フランス・インターの番組『ル・マスク・エ・ラ・プルーム』などに出演している。 本名のサンドリーヌ・リナルディ名義では、『Mystification ou l’histoire des portraits(ミスティフィケーション――あるいは肖像画の物語)』(2005年)と『Cap Nord(北岬)』(2012年)の2本の映画を監督している。また、以下の共著書にも名を連ねている:『Mondes imaginaires : le cinéma de Manoel de Oliveira(想像上の世界――マノエル・ド・オリヴェイラの映画)』(Vendémiaire、2017年)『Samuel Fuller, le choc et la caresse(サミュエル・フラー、衝撃と愛撫)』(イエロー・ナウ、2018年)、『レオ・マッケリー』(カプリッチ、2018年) – 『ポール・ヴェッキアリ、ワンス・モア』(エディション・ド・ロワ、2023年)。

登壇者

月永理絵(つきなが りえ)

映画ライター、編集者。 『朝日新聞』『週刊文春』『週刊エコノミスト』などで映画評やコラムを連載中。YouTube番組「活弁シネマ倶楽部」では、MCとして映画監督や俳優たちへのインタビューを行っている。ほか映画関連のインタビューや書籍・パンフレット編集など多数。著書に『酔わせる映画 ヴァカンスの朝はシードルで始まる』(春陽堂書店)。

司会

坂本安美(さかもと あび)

アンスティチュ・フランセ映画主任。『カイエ・デュ・シネマ・ジャポン』誌元編集委員。1996年より東京日仏学院(アンスティチュ・フランセ)にてさまざまな映画上映の企画・運営を手がける。著書に『エドワード・ヤン 再考/再見』、『そして映画館はつづく』(共著、フィルムアート社)、『サッシャ・ギトリ 都市・演劇・映画 増補新版』(梅本洋一著/坂本安美編、ソリレス書店)などがある。

【上映作品】

ガール・イン・ザ・スノウ L’Engloutie

(フランス/2025年/98分/カラー)

監督:ルイーズ・エモン

出演:ガラテア・ベルージ、マチュー・ルッチ、サミュエル・キルヒャー

★第76 回カンヌ国際映画祭監督週間出品

1899年。雪に閉ざされた山奥の村に、若き教師エメーが赴任する。外の世界から切り離されたこの地で、彼女は古い慣習に揺さぶられながらも、子どもたちに新しい世界を伝えようとする。しかし同時に、彼女自身の内側で静かに目覚めていく欲望にも気づき始める――。自然光のみで撮影され、木々の軋みや暖炉の熾火の爆ぜる音に満ちたルイーズ・エモンの長編デビュー作。

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