横浜フランス月間は2005年より続く、フランス文化と美食の祭典です!
第21回を迎える今年の横浜フランス月間では、『写真誕生200年』をテーマに、写真展、講演会、ワークショップ、映画などの多彩なプログラムをお届けします。
横浜を象徴する「赤レンガ倉庫」や「象の鼻テラス」での写真展示、市内最後の独立系映画館の一つである「横浜シネマリン」でのフランス映画特集の上映など、ここでしかできない特別な体験をご用意しています。この機会にぜひ横浜にお越しください!
~「写真誕生200年」を記念して~
リヨン近郊の河畔の町で、フランスの発明家ニセフォール・ニエプスが世界初の写真実験を成功させてから、200年―横浜の姉妹都市であるこの地を起点として、イメージの歴史、現代の創作、そして視覚情報が溢れる現代社会の課題に焦点を当てた企画を展開します。
横浜にとって写真は特別な意味を持ちます。19世紀末、来日外国人向けに、日本の風景や日常を写したモノクロ写真に彩色した土産物が販売され、開港地・横浜を中心に発展したことから「横浜写真」と呼ばれるようになりました。これにより横浜は、日本のイメージを世界へ発信する拠点となり、写真文化の中心地として知られるようになりました。
現在も、都市景観や海辺、歴史的建築物は写真映えする場所として高く評価され、多くの人々を魅了しています。
横浜フランス月間2026のメインイベントのひとつとして、「横浜写真」に焦点を当て、日本写真史の分野で世界的に知られるフランス人研究者2名の写真コレクションを大判で展示します。明治期に外国人が見た日本の姿を伝える本展は、横浜赤レンガ倉庫1号館で開催される二部構成の第一部です。
第二部では、6名のフランス人写真家によるグループ展を開催。それぞれの視点から現代の横浜を捉え、多様な都市の表情を浮かび上がらせます。
象の鼻テラスでは、フランスの科学探査船タラ号での航海中にアーティスト・イン・レジデンスを行った、フランスに縁のある2名のアーティストの作品を紹介します。そのひとつとして、布にフォトグラム*をプリントしたインスタレーションを展示。「時を封じ込める」表現を通して環境やサステナビリティを可視化し、2027年のGREEN×EXPOや横浜トリエンナーレへとつながります。版画作品もあわせて展示し、海の風景を多様な表現で描き出します。
また、横浜シネマリンではフランス映画特集を実施。クリス・マルケルやアニエス・ヴァルダら「ヌーヴェルヴァーグ左岸派」が切り拓いた、写真と映像のあいだの表現を紹介します。
本イベントは、市民を主役に、横浜の歴史と現在をつなぐ文化の魅力を発信します。展示や講演、ワークショップを通じて、世代を問わず写真表現の可能性に触れる機会をお届けします。
*フォトグラム(Photogram):カメラやレンズを使わず、感光紙(印画紙)の上に物体を直接置き、光を当ててその影や形を焼き付ける写真技法。1830年代にはすでに存在した、写真の原初的表現。
*情報は随時更新いたします。
【写真展関連イベント】
・写真の技術を体験する子ども向けから大人向け各ワークショップ(ジム・ヴィエイユ他)
【トーク・パネルディスカッション】
・講演『写真の100年、パリの100年―マン・レイの時代から考える(仮)』(フェリス女学院大学 木水千里)
【ワインセミナー】
・7月10日(金)18:00~ワインセミナー『写真発祥の地にちなんだブルゴーニュとリヨンのワイン』[レストラン Le Bouquet Garni]
【フランス映画特集】
・7月3日(金)〜12日(日)『ヌーヴェルヴァーグ左岸派―写真から映画へ』[横浜シネマリン]
横浜市内の美術館、映画館、レストラン、アートスペース、企業などが協働しながら、魅力的なイベントを開催します。
【参加企業・施設】
- フェリス女学院大学
- アトリエ・ド・レトワール
- 大佛次郎記念館
- 神奈川県立神奈川近代文学館
- トレッサ横浜
- ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル
- 横浜みなと博物館
- レストラン リパイユ
- ローズホテル横浜
ほか