講演会:「マルティニークのヨールの優雅さ ― 生きた遺産への日本からの視点」
この講演会は、マルティニークの伝統船ヨールの優雅さを通して、マルティニークと日本の対話に光を当てるものです。美しい所作、自然との関わり、そして技と知恵の継承という視点から、二つの島の海洋文化が共有する感性を浮かび上がらせます。
関西日仏学館で開催中の展示「精神と伝統の舟 〜 マルティニークのヨール、その優雅」と連動して行われる本講演会では、マルティニークのヨールが日本の伝統的な「技」と「美意識」とどのように響き合うのかを探ります。登壇者は、精緻な木造技術、海との親密な関係、そして世代を超えて受け継がれてきた知恵といった、ヨールを形づくる価値を紹介します。また、謙虚さ、調和、共同体の精神といったこれらの価値が、マルティニークと日本の文化を深く結びつけていることを示します。
講演会の後には、参加者同士で交流いただける懇親の時間を設けています。
日程
2025年12月14日(日)
時間
15時~17時
会場
関西日仏学館(京都)稲畑ホール
料金
無料
言語
フランス語(日本語への逐次通訳あり)
【登壇者】
福島 亮 氏
エドゥアール・ティノグス 氏
カトリーヌ・ラヴニール 氏
▼ 関連展示情報はこちら
展示:「精神と伝統の舟 〜 マルティニークのヨール、その優雅」
展示:「精神と伝統の舟 〜 マルティニークのヨール、その優雅」