作曲家モーリス・ラヴェルを通してフランスのクラシック音楽に親しもう

2025年に生誕150周年を迎えるモーリス・ラヴェルの作品を通して、室内楽の世界を味わいましょう。フランスのクラシック音楽の歴史に刻まれたその作品をセレクションし、ラヴェルのサウンドの世界をご紹介します。フランス語講座のレッスンの延長として参加されたい方も、クラシックがお好きな方も、みんなで音楽を通して豊かなひとときを過ごしましょう!
2025年3月18日(火)~30日(日)、関西日仏学館(京都)では第34回京都フランス音楽アカデミーが開催されます。指導者としても演奏家としても活躍するフランスの著名な教授陣がレッスンを行うマスタークラスの他、3月29日(土)14時より、教授陣によるアンサンブル・スペシャル・コンサートが行われます。このコンサートでは、本講座で取り上げる作曲家をはじめ、フランスの有名作曲家たちの作品が演奏されます。プログラムの詳細はこちらのリンクよりご覧下さい。
https://culture.institutfrancais.jp/event/34e-academie
担当教師:Sarah Phothisane サラ・フォティザン
プロフィール:
ノルマンディー出身。幼い頃から音楽に興味を持ち、ル・アーヴル音楽院でピアノ、声楽、ホルンを学ぶ。その後、ルーアンとパリの各音楽院でピアノ、室内楽、音楽史で一等賞を獲得。さらに、ソルボンヌ大学(パリ第4大学)にて音楽学の修士号を取得。フランス現代音楽について研究し、とりわけ中世の作曲技法が現代音楽に活用され、変化する様相についてリサーチを行った。その後、外国文化への強い好奇心から、日本語学習を開始し、生まれ育ったフランスの文化と言語を広く伝えるためにフランス語教育を学び始める。現在は、外国語教育と多言語文脈における芸術的アプローチについて研究している。5年前に京都に移住し、京都大学と京都女子大学でフランス語を教えている。