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「Coup de foudre ‐ ひと目惚れ x デルフィン・パニック」フランス国立美術館のコレクションの傑作彫刻の複製展で関西日仏学館を再発見!– 第1部

「Coup de foudre ‐ ひと目惚れ x デルフィン・パニック」フランス国立美術館のコレクションの傑作彫刻の複製展で関西日仏学館を再発見!– 第1部

日程

2025年5月31日(土)~10月11日(土)

* Closed 日月祝、8月3日(日)~25日(月)、他  * オープニングレセプション6月4日(水)18 :00~

時間

10時~17時半

会場

関西日仏学館(京都)館内各所

料金

入場無料

関西日仏学館(京都)では、国際巡回展「Coup de foudre ‐ ひと目惚れ」を開催します。本展は、学館の建物の歴史を(再)発見していただく機会にもなることでしょう。

 

2025年大阪・関西万博を記念して、GrandPalaisRmn(グラン・パレ – フランス国立美術館連合)のムラージュ(複製彫刻)工房は、万博のフランス館、大阪の長居公園(展示会「Futurotextile」)および関西日仏学館(京都)にて、ルーヴル美術館やポンピドゥーセンターのコレクションから選ばれた象徴的な作品の複製彫刻15点を展示します。そのうち7点は関西日仏学館で展示され、日本でこれらの作品を鑑賞していただける絶好の機会をお届けします!

 

続いて、長居公園に展示されている4つの作品が関西日仏学館に移動し、8月からはこのユニークな展覧会の新たな1ページが開かれます。

 

本展の傑作彫刻のイラストを手がけるのは、2025年度ヴィラ九条山レジデントでバンド・デシネ作家のデルフィン・パニックです。彼女はこれらの象徴的な彫刻作品に、現代的で時に風刺のきいた視線を投げかけています。

 

「Coup de foudre‐ひと目惚れ」:視線と偶然が織りなす戯れ…

 

偶然に巡り合ったこれらの彫像が、身振りや視線を通じて静かに語り合います。この無言劇の筋書きを創造してみまし ょう。恋愛劇か、それとも悲劇でしょうか。有名な傑作、無名の傑作。静かな佇まい、躍動感。親しみやすい作品、限りなく美化された作品。さまざまな姿を通して、職人の手から生まれたこれらの人物像が、古の恋物語や神話の世界を語ります。

 

これらの彫像との出会いは、あなたの心にどんな感情を芽生えさせるでしょうか?その官能的な仕草から、どんなスト ーリーが思い浮かぶでしょうか?

時代や様式を超えて、この彫像たちは鑑賞者の空想と自在に呼応し、独創的な世界の奥深くへと入り込んでいきます。鑑賞者のあなた自身が演出家となって、カリマコスやカノーヴァが彫り上げた運命を表現し、《ヴィーナス》 や 《アンテ ィノウス》に少し違った舞いを踊らせてみてください。

 

主催:関西日仏学館、GrandPalaisRmn

イラスト:デルフィン・パニック

 

 

デルフィン・パニック Delphine Panique

 

バンド・デシネ作家であるデルフィン・パニックは、2013年、グラフィックノベル「Orlando」(misma出版社)でデビュー。同作品は、ヴァージニア・ウルフ原作の「オーランドー」を大胆かつ自由に翻案したものです。2015年には第二作目となる「En temps de guerre」を発表。2016年アングレーム・国際バンド・デシネ・フェスティバルのオフィシャルセレクションに選ばれるなど、注目を集めました。その後も、「L’Odyssée du Vice」(2016年)、「Le vol nocturne」(2018年)、「Les Classiques de Patrique」(2018年)を発表。Les Requins Marteaux、Cornelius、ガリマールといった出版社から刊行され、パニック独自のデッサンスタイルと物語体を確立させました。最新の二作品である「Un beau voyage」と「Creuser Voguer」は、数々の賞を受賞し、セレクションとしても選出されるなど、高い評価を得ています。

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