日本の学生が選ぶゴンクール賞2024-2025

「日本の学生が選ぶゴンクール賞」、以後「ゴンクール賞日本」は、フランスの文学界に最も由緒あるゴンクール賞を通じて、2021年以来、在日フランス大使館の支援を得て、日仏文化交流協会に開催せれています。
第3回「ゴンクール賞日本」授賞式は、3月27日(木)に在日フランス大使公邸で、駐日フランス大使の臨席のもとに開催され、学生選考委員も参加する中、後見人のジャン=バティスト・アンドレアと角田光代が受賞作品を発表しました。
第4回ゴンクール賞日本の受賞作は
ガエル・ファイユ (Gaël Faye) の著作
「ジャカランダ」(Jacaranda)
に決定しました。
(出版社 : Grasset, 2024)(翻訳中)
候補作
- Houris(未翻訳)、カメル・ダーウド (Kamel Daoud)
- Le Bastion des larmes(未翻訳)、アブデラー・タイヤ (Abdellah Taïa)
- Jour de ressac(未翻訳)、マイリス・ドゥ=ケランガール (Maylis de Kerangal)
「日本の学生が選ぶゴンクール賞」とは?
「ゴンクール賞日本」は、全国を5つの地区ブロックに分け、それぞれの地域で10人以上の学生が集まり、6ヶ月間に亘りゴンクール・アカデミーがあらかじめ選考した4作品をフランス語で読み、自分たちの気に入った作品を選ぶという共通の方法に則って開催されています。それぞれの地域ごとに選考を行い、地区の代表者によるディベートを経て受賞作を決定します。
ゴンクール賞日本は、アカデミー・ゴンクールの後援のもとで実施されます。フランス語圏文学を積極的に促進・普及する役割のある学生たちや先生たちを支えること、日本の出版社によるフランス現代文学の翻訳出版のさらなる促進、21世紀におけるフランス語の位置を見直すことを目指した取り組みです。
大学か大学生でしたら、ゴンクール賞日本に参加してみませんか ? dg.livre.debat@institutfrancais.jpにお問い合わせください。
ゴンクール賞日本の授賞作を(再)発見
主催
