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「家族」を書き直す:作家、劇作家、演出家のアガタ・シャルネと市原佐都子を迎えて 進行:相馬千秋 (日仏対談シリーズ「ル・ラボ」vol.38)

「家族」を書き直す:作家、劇作家、演出家のアガタ・シャルネと市原佐都子を迎えて 進行:相馬千秋 (日仏対談シリーズ「ル・ラボ」vol.38)

現代劇作品におけるジェンダーとセクシュアリティの新しい表現に取り組み、「家族をつくる」というテーマでヴィラ九条山でリサーチプロジェクトを進めている、劇作家、演出家のアガタ・シャルネと、社会における不可触なタブーや性をめぐる矛盾を、大胆不敵かつ繊細に問い続ける劇作家・演出家の市原佐都子を迎え、日本とフランスにおける家族観やさまざまな現代社会の課題に、小説や演劇作品をとおしてどのように向き合っているのかについてお話を伺います。進行はアートプロデューサーの相馬千秋が務めます。

日時

2025年12月9日(火)19時~21時

会場

東京日仏学院|エスパス・イマージュ

使用言語

フランス語、日本語(同時通訳付)

入場料

1,000円/アンスティチュ・フランセ会員・学生は無料
※学生・会員チケットをご予約のお客様は、受付にて証明書(会員カード、学生証等)をご提示ください。ご提示いただけない場合は、一般料金を申し受けます。
※申込者のご都合によるキャンセルおよび返金はお受けしておりません。予めご了承ください。

お問合せ

東京日仏学院(03-5206-2500)

主催

東京日仏学院

協力

ヴィラ九条山、ベタンクールシュエーラー財団

作家、演出家、劇作家、俳優

アガタ・シャルネ

2025年度ヴィラ九条山レジデント(演劇)。ノルマンディーDRAC(地域圏文化問題局)に認証を受けているLa Vie Grande劇団(ル・アーブル)の共同芸術監督。パリ政治学院、ソルボン大学およびパリ第7大学の文学部、フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)にてジェンダー社会学の修士号を取得したのち、文学と演劇に本格的に取り組み始める。2021年からは、ロレーヌ・ド・サガザン(La Brèche劇団)の劇作家として活動を始め、2022年には、作品「Ceci est mon corps」の脚本と演出を手掛ける。さらに2024年には、バスティーユ劇場で行われた「Naissance.s」と「Nous Étions La Forêt」の二作品の脚本・演出を担当。脚本を手掛けた9作品のうち3作品の台本が、Oeil du Prince社から出版され、ARTCENA(国立サーカス芸術・演劇センター)による劇作家ペアの共同作品プログラム2023年に選出される。© Pierre Morel

劇作家・演出家・小説家

市原佐都子

劇作家・演出家・小説家・城崎国際アートセンター芸術監督。2011年よりQ始動。人間の行動や身体にまつわる生理、その違和感を独自の言語センスと身体感覚で捉えた劇作、演出を行う。2019年『バッコスの信女 ─ ホルスタインの雌』をあいちトリエンナーレにて初演、同作にて第64回岸田國士戯曲賞受賞。2021年、ノイマルクト劇場(チューリヒ)と共同制作した『Madama Butterfly』をチューリヒ・シアター・スペクタクル、ミュンヘン・シュピラート演劇祭、ウィーン芸術週間他にて上演。2023年、『弱法師』を世界演劇祭(ドイツ)にて初演。高知・豊岡・東京を巡演後、2024年にフェスティバル・ドードンヌ・ア・パリ他で上演。© Bea Borgers

キュレーター、プロデューサー

相馬千秋(進行)

領域横断的な同時代芸術を専門とするキュレーター、プロデューサー。NPO法人芸術公社代表理事。フェスティバル/トーキョー(2009-2013)、あいちトリエンナーレ2019、国際芸術祭あいち2022の舞台芸術部門、シアターコモンズ(2017-現在)等のプログラム・ディレクションを行う。ドイツの世界演劇祭テアター・デア・ヴェルト2023では非西洋人初のプログラム・ディレクターを務めた。2015年フランス共和国芸術文化勲章シュヴァリエ受章、2021年文化庁芸術選奨・文部科学大臣賞新人賞(芸術振興部門)受賞。2021年より東京藝術大学大学院美術研究科准教授。2027年にオープンする港区立みなと芸術センターm~mのプログラム・ディレクターに就任。©NÓI CREW

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