文学トーク・セッション:哲学者クレリア・ゼルニックを迎えて

最新作『俺はヤクザじゃないよ』(仮題)の出版を記念して、FAJ (Faciliter l’Ambition des Femmes au Japon)との協力により、哲学者クレリア・ゼルニックによるトーク・イベントを開催します。日常から31の光景を切り取ったこの作品では、7年間にわたり日仏両国で過ごした著者の考察が、日本映画や芸術への言及とともに紹介されます。著者がどのようにインスピレーションを得て、それを言葉に表すための執筆プロセスを知る機会となるでしょう。また、この対談では、著者が日本で職業的にどのような道を辿ったかに触れ、芸術哲学の教授・研究者としての活動の実態を垣間見ることができます。
本事業は、文学フェスティバル「Les Feuilles d’Automne」の一環として実施するものです。対談の司会は、FAJの起業家部門、アガット・フェラン・マエダ氏が務めます。
日付
10月22日(水)
時間
18時30分~20時
会場
東京日仏学院メディアテーク
言語
フランス語(通訳なし)
料金
1000円(要事前予約)
哲学者、大学教授
クレリア・ゼルニック

パリ高等師範学校博士課程修了。哲学のアグレガシオン(教育国家試験)、研究指導の資格取得。芸術哲学分野でパリ美術学校およびパリ高等師範学校で教鞭を執る。主な研究対象は、日本の映画と現代美術。主な著書に『L’oeil et l’objectif, la psychologie de la perception à l’épreuve du style cinématographique』(Vrin社、2012年)、『黒澤明、七人の侍』(Yellow Nows社、2013年)、『L’attrait des fantômes』(Yellow Now社、2019年)、『Le Japon en 2.5D, du Superflat à l’écologie de l’invisible』(2026年刊行予定)などの著書がある。早稲田大学、東京大学、東京藝術大学、国際日本文化研究センターの招へいのもと、研究目的で延べ7年以上日本滞在。

共催
FAJ

FAJ(日仏女子力)では、思いやりと包括性を重視するコミュニティの中で、個人として、また職業人としての女性の成長をサポートしています。公共機関、民間企業、個人など、さまざまなパートナーの支援を受けて、男女平等と女性の自立を推進しています。
