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講演会

留保されたアイデンティティを探し求めて

留保されたアイデンティティを探し求めて

日程

2025年7月18日(金)

時間

18:30

値段

無料

場所

〒162-8415 東京都新宿区市谷船河原町15

作家というのは、どこにいようと、常に移民としての地位を持つこととなる。

祖国と、引き取ってくれた国との関係のように、現実と空想の合間で、アイデンティティは絶えずに留保された状態となる。

ジョルジェ・モイセと、東京の読者コミュニティの交流会。

「日本人でないことをお許しください」と「金縛り:半分夢見た日本のお話」の朗読会、さらに「ボラン:地下の神様」の出版記念サイン会を開催。

フランス語、日本語の同時通訳付き。

作家

George MOISE

ジョルジュ・モイーズは1974年にルーマニアのブカレストで生まれ、2008年より日本に在住しています。
彼はブカレストの高等ジャーナリズム学校および国立演劇映画大学の脚本学科でジャーナリズムを学びました。

ルーマニアではラジオやテレビの複数の出版物・編集局で脚本家として活動し、広告会社にも勤務しました。その後、クルーズ船の写真家として働いた経験を経て、日本への定住を決意しました。

2011年に発表した初の著書『日本人でなくても許して』は、日本での適応(または不適応)をテーマに、彼の愛する人々へ宛てた手紙をまとめた作品です。
続く2023年刊行の2冊目『かなしばり、半分夢に見た日本の物語』では、日本での生活に馴染もうとする「外人」たちの短編集を展開しています。
さらに2025年には故郷ルーマニアを舞台とした宗教的ディストピア小説『地下の神ボラン』でジャンルを広げました。

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