「思想の夕べ2024」関東の3大学にて、スポーツをテーマに討論会を開催
2024年7月3日~4日、2日間に亘りアンスティチュ・フランセが主催した「思想の夕べ」は、無事終了しました。
スポーツ、価値観の伝達と社会変革というテーマを組み合わせ、パリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会を目前に控えて企画された今年の「思想の夕べ」は、上智大学、早稲田大学と筑波大学を舞台にして開催されました。シンクタンク「スポーツと市民」の代表であるジュリアン・ジャッペールをフランスから招聘、スポーツとその社会変革に対するポジティブな影響をテーマに、専門的な知見を得てさらに興味深く交流することができました。なお、パリオリンピック・パラリンピックに参加する数人の日本人選手を、壮行会で応援する機会ともなりました。
ハイライト 上智大学の学生たちと共に、経験を振り返り意見交換
2024年7月3日は、上智大学はジュリアン・ジャッペールを迎え、Go Beyond大学サークルの学生十数名を対象とした対話集会を開催しました。
様々な学問的背景を持つ学生が集うGo Beyondは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を機に生まれた組織で、スポーツとパラスポーツを通じて、インクルーシブで共生的な社会モデルを推進するために活動しています。
2024年5月12日に開催された「セシツアー(CÉCITOUR)」の発起人で、市民社会における将来の担い手であるこれらの学生たちは、ジュリアン・ジャペール氏から、スポーツイベントやプロジェクトのインパクトを測定する際の問題点や方法について学び、パリ2024年競技大会に向けて、国際的なスポーツイベントの盛り上がりを持続させる方法、スポーツのアクセシビリティとそのための教育的措置、また、フランスと日本におけるスポーツによる社会の変革を視野に入れたギャップと道筋といった重要な課題について議論することができました。
これらのテーマは全て、今夏のパリ2024年オリンピック・パラリンピック競技大会とも共鳴するものです!
写真で見る「思想の夕べ2024」
アンスティチュ・フランセパリ本部の協賛のもとで開催されました。
主催・共催・協力を頂いたパートナーの皆様に、感謝申し上げます。