現代世界における⾔語の多様性とは
Sciencescope リサーチカフェ
現代世界における⾔語の多様性とは
-フランス、ヨーロッパ、⽇本における少数⾔語-
世界には6000 から7000 の⾔語が存在すると⾔われています。しかし、その半数以上が今世紀末までに消滅すると予想されます。⾔語の消滅を⾷い⽌めることが重要な課題である反⾯、グローバル化によって英語に代表される世界主要⾔語はますます存在感を強めています。
このような状況において、⾔語の多様性を維持するためには何が必要でしょうか。また、「主要⾔語」と「少数⾔語」という考え⽅はどこから来たのでしょう?
この講義では、東京大学特任講師の細川尚子さんをお迎えし、フランス⻄部のブルターニュ地⽅で話されているブルトン語についてのインタビューを交え、世界で話されているその他の少数⾔語の例をもとに、今⽇の世界における「⾔語」への向き合い⽅について議論いたします。
詳細はSciencescopeのサイトで、ご覧ください。
*フランス語(日本語通訳なし)
Sciencescope は日本における、仏人・仏語話者である学生・研究者の協会です。当日はどなたでもご出席いただけます。
Sciencescope サイト(外部) https://www.sciencescope.org/
東京⼤学特任講師
細川尚⼦
東京⼤学特任講師。オックスフォード⼤学で東洋学の博⼠号を取得。その他の学位はロンドン経済政治学院(LES)で国際関係学修⼠号、コロンビア⼤学で政治学修⼠号、慶應義塾⼤学で総合政策学⼠号。ストラスブール⼤学、フィレンツェの欧州⼤学院、EHESS ⽇仏財団、CNRS アジア研究グループなどでの勤務経験がある。⾔語とアイデンティティの関係、多⾔語主義、⾔語教育を研究テーマとしている。近著に『Loanwords and Japanese Identity: Inundating or Absorbed? (2023)』(単著)などがある。