トーク「日仏のEXPO 2025〜国際的なイベントにおけるアーティストの役割〜 ② 川俣正」
日時:9月29日(日)16:30-18:30 (終了後、懇親会あり)
会場:関西日仏学館(京都)稲畑ホール
入場無料、要予約
トークは日本語とフランス語で行います。(逐次通訳付)
2020年からニュイ・ブランシュKYOTOで毎年開催している川俣正の鴨川にアートの橋をかけるプロジェクト「夢浮橋 ワーク・イン・プログレス」。2025年の大阪・関西万博期間中の実現に向けて今年は新たな模型を制作、公開する。このトークでは、これまでの京都での取り組みや来年度の構想、川俣が世界中で実践するインスタレーションを紹介する。
川俣 正(かわまた ただし)
1953年 北海道出身、フランス・パリを拠点に活動
1984年 東京藝術大学 大学院 博士課程満期退学
1982年 第40回ヴェネツィア・ビエンナーレ、1987年 ドクメンタ8、1992年 ドクメンタ9、1997年 第3回ミュンスター彫刻プロジェクトなどの国際展にて高い評価を獲得し、1998年に東京藝術大学先端芸術表現科の設立に主任教授として参画。2005年横浜トリエンナーレの総合ディレクター、2006年活動の拠点をフランス・パリに移し、パリ国立高等芸術学院にて教授職に就任。アーティストとして欧州を拠点に精力的な活動を展開する。彼の仕事が関わっていく分野は、建築や都市計画、歴史学や社会学、日常のコミュニケーション、あるいは医療にまで及ぶ。
・主な展示と受賞歴
2000年~ 越後妻有アートトリエンナーレ(新潟県)
2000年度 (財)日本文化芸術財団、日本現代芸術振興賞
2002年 第4回上海ビエンナーレ(中国)
2012年 個展《Under the water》ポンピドゥー・メス(フランス)
2012年度 文化庁芸術選奨文部科学大臣賞