横浜の「フランス読書の秋2024」①アトリエ「ジョエル・ジョリヴェを迎えて」、②ルノー・ルメールを迎えて 対談「フランスにおけるマンガ文化」
10月11日から11月30日まで、フランス文学フェスティバル「フランス読書の秋2024」。横浜日仏学院では、その一環として2つのイベントを開催します!
①アトリエ「フランス人イラストレーター、ジョエル・ジョリヴェを迎えて」
日時:2024年10月22日(火)16:00~17:00
会場:横浜日仏学院
対象:お子様から大人まで
※6才未満のお子さまには保護者付き添いをお願いいたします(その際、同伴の保護者様には参加費はかかりません)
言語:フランス語、日本語への逐次通訳付き
料金:1,000円
*持ちもの:汚れてもよいエプロン、墨、筆、黒のフェルトペン
この秋、イラストレーターとして活躍し数多くの絵本を出版しているジョエル・ジョリヴェが来日。色彩豊かな作品から白黒のものまで、リノリウムカット版画や墨を使った作品が特徴。今回のアトリエでは子どもたちがイラストレーターになってもらい、墨を使って、みんなで一緒に小さな部分から大きな絵に、小さな物語を壮大な物語に作り上げます!
イラストレーター
ジョエル・ジョリヴェ
フランス生まれ。タイポグラフィやレイアウトを学んだ後、国立美術学校でリトグラフの技術を習得。現在、主にリノカットで活躍し鮮やかな色彩の絵本を数多く出版する画家。原画を見失うことなくスタイリングする方法を心得て、ディテールに熱意を注ぐ。日本において、化学同人社、河出書房新社、学研出版社等で出版された。フランスの著名作家と協力し、話題となった多数の絵本のイラストを担当。
②対談「フランスにおけるマンガ文化」
日時:2024年11月13日(水)18:00~19:30
会場:横浜日仏学院
登壇:ルノー・ルメール、ティボー・デビエフ
モデレーター:原正人
言語:フランス語、日本語への逐次通訳付き
*イベント後、書籍販売及びサイン会を開催予定
料金:一般 1,500円/IF会員1,000円
フランスで今や大人気のマンガとフランス語圏のバンド・デシネ。そのフランスでバンド・デシネではなく、マンガを描いて成功を収めたルノー・ルメール氏が来日。日本のマンガを数多くフランス語に訳し、現在東京にてバンド・デシネの書店を運営するティボー・デビエフも招き、バンド・デシネ翻訳家の原正人氏をモデレーターに迎え、フランスにおけるマンガ文化をテーマに語ってもらいます。
マンガ家
ルノー・ルメール
モンペリエ出身の若い作家。マンガを描くことは長年の夢だった。 マンガに出会ったのは遅かったが、そのグラフィック、ダイナミックさ、フォーマット、レイアウトに魅了され、自分でもマンガを描きたいと思うようになった。少年文庫の読者として、2004 年にピカ・エディションに企画を提案し、2005 年に出版される。ルノーはビデオゲーム、アメコミ、特定の漫画家からインスピレーションを得ている。『Dreamland』は彼の初出版作品。
ティボー・デビエフ
1999年フランス国立東洋言語文化研究所学士課程修了。2000年、日本文部省国費留学生として慶應義塾大学で修学。以後、翻訳業を拡大、浦沢直樹や谷口ジローの作品をはじめ、100以上のタイトル、900冊以上の翻訳を手がけてきた。2019年、小西財団漫画翻訳賞受賞。2021年よりバンド・デシネ専門書店メゾン・プティ・ルナールをオープン。
翻訳家
原 正人
バンド・デシネ翻訳家。2008年、日本発のバンド・デシネ専門誌『ユーロマンガ』(飛鳥新社)で翻訳者としてデビュー。その後、約60タイトル、約100冊のバンド・デシネを翻訳。2020年からはサウザンブックス社のコミックレーベル「サウザンコミックス」にて編集主幹も務め、2024年現在、7冊の海外マンガを出版。