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講演会

ラウンド・テーブル:フランスと日本におけるLGBTQ+の現状と課題 

ラウンド・テーブル:フランスと日本におけるLGBTQ+の現状と課題 

日付

2025年4月17日(木)

時間

18時30分~20時00分

場所

東京日仏学院(エスパス・イマージュ)

登壇者

フレデリック・マルテル、バンジャマン・モロン=ピュエシュ、西村宏堂、二階堂友紀(モデレーター)

参加料金

1000円(要事前予約)

https://peatix.com/event/4366664/(下記URLから予約ページに飛べます)

言語

フランス語・日本語(同時通訳付き)

セクシュアル・オリエンテーション(性的指向)とジェンダー・アイデンティティ(性自認)の多様性は、社会の中でいかに排除され、どのように受容されてきたのか。日仏のジャーナリスト、研究者、アクティビストを招き、フランスにおけるLGBT+の人権回復をめぐる道のりをたどりつつ、日本との共通点や差異、今後の課題を探る。多様な家族のあり方や、子どもを持つ権利の保障、婚姻の平等を含む法制度についても考える。

要事前予約。
予約はこちら:https://peatix.com/event/4366664/view

作家、ジャーナリスト

フレデリック・マルテル

毎週日曜日、ラジオ局フランス・キュルチュールで番組「ソフト・パワー」の司会を務める傍ら、オンライン・メディアSlateにもシニア記者として執筆。2020年からチューリヒのZHdK大学教授(創造経済学)。また、チューリヒ創造経済センター(ZCCE)の共同ディレクターを務める。専門は文化政策、ソフトパワー、クリエイティブ産業、スマートシティ、デジタル・キュレーション、クリエイティブ・クラス、メディア、インターネットなど。以前には在米国フランス大使館文化担当官、在ルーマニア・フランス大使館文化担当官、CERI(パリ政治学院)研究員を歴任するほか、欧州委員会外部専門家として、欧州連合委員会委員長主導の文化タスクフォース「ヨーロッパのための新しい物語性」の一員を務めた。

『メインストリーム、文化とメディアの世界戦争』(岩波書店、2012年)、『現地レポート 世界LGBT事情 変わりつつある人権と文化の地政学』(岩波書店 林 はる芽訳 2016年)、『ソドム バチカン教皇庁最大の秘密』(河出書房新社 吉田春美訳 2020年)を含め著作12作。これらの本は日本語を含む約20の言語に翻訳されている。また、クリエイティブ産業とメディア(La Revue des médias)、エッセイとノンフィクション(nonfiction)、クリエイティブ産業とデジタル研究(creativeseconomies)についてそれぞれ参考 ウェブサイトを立ち上げ、管理している。

詳細: https://fredericmartel.com/biographie/

リヨン第2リュミエール大学教授、パリ第2大学(パンテオン=アサス)法社会学研究所研究員

バンジャマン・モロン=ピュエシュ

2009年より法律におけるインターセックスを巡る課題の専門家として、公的機関(上院、国務院など)に助言。また、公的機関との対話だけでなく法的側面からもインターセックスの人々の基本的権利が尊重されるべく、当事者らと緊密に連携している。

齋藤哲志東京大学教授との共編著『セクシュアル・マイノリティとジェンダー・マイノリティの人権=日仏の視点から(仮訳、比較法学会)』が2025年秋に日本語で出版される予定。学術誌「インターセックスとその他のテーマ」に寄稿するほか、多数の論文を発表しており、一部はフランス法学系学術団体ポータルサイト(https://univ-droit.fr/universitaires/25013-benjamin-moron-puech)で閲覧可能。

 

アーティスト、僧侶、作家、活動家

西村宏堂

1989年東京生まれのアーティスト、僧侶、作家でありLGBTQ活動家。ニューヨークのパーソンズ美術大学卒業。メイクアップ・アーティストとして活躍する傍ら、僧侶としても活動。米テレビ番組「Queer Eye : We’re in Japan」に出演に注目を浴びる。また、国連人口基金やイェール大学、スタンフォード大学をはじめ、多くの講演を行っている。。

2020年、自身のストーリーを綴った初の著書『正々堂々 私が好きな私で生きていいんだ』(サンマーク出版)を出版。英語版 “This Monk Wears Heels”、フランス語版 “Le moine en talons aiguilles – Oser être soi – “など、8ヶ国語に翻訳された。

詳細:https://www.kodonishimura.com/

朝日新聞社会部記者

二階堂友紀

朝日新聞記者。政治取材が長いが、2023年秋から東京社会部に所属。記者になった2000年から、性的マイノリティをめぐる取材を続ける。分担執筆に『性のあり方の多様性』(二宮周平編、日本評論社)。論考に「反同性愛、そして反トランスへ 日本政治の一〇年」(岩波書店「世界」2025年3月号)など。

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