「読書の秋2023」- フェスティバルの開催報告
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセが主催したフランス文学とバンド・デシネの祭典である「読書の秋2023」は、日本各地で1ヶ月間以上にわたって開催したワークショップ、対談や講演会プログラムを全て終了し、無事閉幕しました。
本年の「読書の秋」は、一般観客とプロを合わせて約700名の方々にご参加頂き、3社の出版社様より翻訳出版された3名の現代作家やイラストレーターの作品に光を当てることができました。
エレーヌ・ドゥルヴェール
切り絵アーティスト、イラストレーター、児童向けの自然科学をめぐるノンフィクション切り絵絵本の創作家。
エレーヌ・ドゥルヴェールの活動や作品をより広く紹介するため
- Instagram: @helenedruvert
- https://www.helenedruvert.com/
- 出版社のウェブサイトから探す: Kagaku dojin
写真: Emilie Drouinaud
クレール・オペール
チェロ奏者、アートセラピストとしての経験を語る「シューベルトの手当て」の著者。
クレール・オペールの活動や作品の紹介
- Facebook: Claire Oppert
- 出版社のウェブサイトから探す: アルテスパブリッシング
写真: Astrid di Crollalanza
アラン・コルバン
最新刊「未知なる地球」(2023年9月)をはじめとして、日本でもその作品が多く翻訳されている感性の歴史家。
アラン・コルバンの作品と思想の紹介
- 出版社のウェブサイトから探す: 藤原書店
写真: Jérôme Panconi
フランスの現代文学をより多くの日本の読者の皆さまに紹介すると共に、ヨーロッパ文芸フェスティバル2023の連携イベントとして、ハンガリー、アイルランド、オランダ、リトアニアとフランスの青少年文学をめぐる全日プログラムも共催し、欧州各国の大使館とのパートナーシップも強化することができました。
「読書の秋2023」は、日本におけるアンスティチュ・フランセとアリアンス・フランセーズの文化機関ネットワークを通して、20以上のイベントを開催し、紀伊國屋書店のご協力を得て全国8都市の紀伊國屋書店において、弊部が作成した冊子「新しい暮らし方に目覚める」で紹介した書籍を展示販売するブックフェアも開催され、全国的なインパクトのある文学イベントとしての価値を出すことができました。
「読書の秋2023」をご協賛いただき、開催を支えていただいた全てのパートナー機関の皆様、そして広報にご協力頂いた皆様に心より感謝申し上げます。
最後に、「読書の秋2023」を成功に導いて下さった作家の皆様とご登壇頂いた皆様に厚く御礼申し上げますと共に、年々多くの方にご来場頂けますことに、心より感謝申し上げます。
主催 : アンスティチュ・フランセ、アリアンス・フランセーズ愛知フランス協会、札幌アリアンス・フランセーズ、仙台アリアンス・フランセーズ
協賛 : 笹川日仏財団、ヴェオリア・ジャパン株式会社
共催 : 紀伊国屋書店、フランス著作権事務所、アルテス・パブリッシング、京都外国語大学、書肆喫茶mori、京都国際マンガミュージアム、京都精華大学国際マンガ研究センター
協力 : 化学同人社、藤原書店、Denoël、 La Martinière Jeunesse、Le Seuil、子ども本の森中之島、名古屋外国語大学、代官山蔦屋書店、ヨーロッパ文芸フェスティバル、駐日オランダ王国大使館、Dutch Foundation for Literature、リスト・ハンガリー文化センター、駐日アイルランド大使館、Lithuanian Culture Institute、横浜市みなと総合高等学校、板橋区立美術館、西南学院大学