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トークセッション「循環と景観」 登壇:ニコラ・フロック、ラファエル・ザルカ、説田礼子、保坂健二朗(進行)

トークセッション「循環と景観」 登壇:ニコラ・フロック、ラファエル・ザルカ、説田礼子、保坂健二朗(進行)

Raphaël Zarka
Cycloid Ramp (2016-2018) Spruce beams, painted birch plywood, steel
Skaters : Hugo Boserup and Fernando Bramsmark
Photo : Maxime Verret

日時

2024年2月17日(土)15時~17時

会場

東京日仏学院 エスパス・イマージュ

使用言語

日本語、フランス語(同時通訳付き)

参加

無料

参加方法

事前申込制・先着順 予約はこちら(PEATIX)

お問合せ

東京日仏学院

共催

エルメス財団、東京日仏学院

  • ご予約いただいているお客さまへ
    当日は、 イベント開始時刻5分前までのご来場にご協力をお願いいたします 。

    開始時刻までにお越しいただけなかった場合、 お席がご用意できない場合がございますので、 予めご了承ください。

 

  • 当日受付について
    当日14時30分よりキャンセル待ち整理券を配布します。(お一人二枚まで)
    開始時刻の時点でキャンセルが発生した場合、エスパス・イマージュへ順番にご案内いたします。

 

銀座メゾンエルメス フォーラムの関連企画として、ニコラ・フロック、ラファエル・ザルカを迎え、トークセッションを開催いたします。

ダイバーとして海に潜りつつ水面下の風景を人工物と自然物の共生との「生産的景観」として捉えるニコラ・フロックと美術や科学を通じて探究された形態の流用、再利用から生まれるエネルギーの循環を取り上げるラファエル・ザルカ。

トークセッションでは、「循環と景観」と題して、フロックやザルカの作品が取り上げる景観の中に見出されるエネルギーの有り様について意見を交わします。

 

ニコラ・フロックは、ダイバーとして海に潜りつつ水面下の風景を人工物と自然物の共生を「生産的景観」として捉えています。「つかの間の停泊者」展で紹介する『Invisible』(2016-2021)が題材とするカランク国立公園」は、著書「動いている庭」が日本でも広く紹介されているフランスの庭師、修景家のジル・クレマンも「景観計画」に参画しました。

ラファエル・ザルカは、美術や科学を通じて探究された幾何学の形態を取り上げ、形態の流用、再利用から生まれるエネルギーの循環を作品に取り上げてきました。特にミニマル・アートが問いかけた鑑賞者と作品の演劇的関係を発展させ、アート作品の形態や配置がもたらす力学として《Riding Modern Art》(2007-2016)や《Rampe Cycloïdale》(2016)などのシリーズでスケート・ボーダーの動きを用いて可視化させます。


同展を担当した、エルメス財団キュレーターの説田礼子がイントロダクションを、滋賀県立美術館ディレクター(館長)の保坂健二朗が司会進行務めます。

登壇者

ラファエル・ザルカ Raphaël Zarka

1977 年モンペリエ(フランス)生まれ。パリを拠点に活動。
幾何学的形態の変遷について、芸術や科学技術のみならず、スケートボードといったポップ・カルチャーの側面から、学際的に探求するザルカの活動は、彫刻や写真、ドローイングから執筆まで多岐にわたる。
https://raphaelzarka.com/

登壇者

ニコラ・フロック Nicolas Flocʼh

1960 年、レンヌ(フランス)生まれ。写真家、ビジュアル・アーティストとしてパリを拠点に活動。
自然光下で水中の風景を撮影したモノクローム(単色)のドキュメンタリー写真で知られる。自然環境の移ろいの過程において、流れ、消失、再生が果たす本質的な役割を問い続けている。
https://www.nicolasfloch.net/

登壇者

説田礼子

エルメス財団 キュレーター

司会・進行

保坂健二朗

滋賀県立美術館ディレクター(館長)。2000年から2020年まで東京国立近代美術館に勤務。同館にて企画した主な展覧会に「エモーショナル・ドローイング」(2008)、「フランシス・ベーコン展」(2013)、「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」(2016)、「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」(2017)、「隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則」(2021)など。国外での企画も行う。2021年より現職。主な著作に『アール・ブリュットアート 日本』(監修、平凡社、2013)など。芸術についての寄稿多数。

ご予約 : PEATIX

 

【関連イベント】

「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ2 つかの間の停泊者」展
ニコラ・フロック、ケイト・ニュービー、保良雄、ラファエル・ザルカ

会期:2024年2月16日(金)~5月31日(金)
会場:銀座メゾンエルメス フォーラム
主催:エルメス財団
詳細はこちら

Nicolas Floc’h
Installation view of Paysages productifs, Couleur de l’eau (2019) Photography
Photo : laurent Lecat / Frac Sud, Cité de l’art contemporain

「ライディング・モダンアート」 ラファエル・ザルカ展

会期: 2024年2月17日(土)~4月21日(日)
会場: 東京日仏学院
共催:エルメス財団、東京日仏学院
詳細はこちら

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