Raphaël Zarka
Cycloid Ramp (2016-2018) Spruce beams, painted birch plywood, steel
Skaters : Hugo Boserup and Fernando Bramsmark
Photo : Maxime Verret
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銀座メゾンエルメス フォーラムの関連企画として、ニコラ・フロック、ラファエル・ザルカを迎え、トークセッションを開催いたします。
ダイバーとして海に潜りつつ水面下の風景を人工物と自然物の共生との「生産的景観」として捉えるニコラ・フロックと美術や科学を通じて探究された形態の流用、再利用から生まれるエネルギーの循環を取り上げるラファエル・ザルカ。
トークセッションでは、「循環と景観」と題して、フロックやザルカの作品が取り上げる景観の中に見出されるエネルギーの有り様について意見を交わします。
ニコラ・フロックは、ダイバーとして海に潜りつつ水面下の風景を人工物と自然物の共生を「生産的景観」として捉えています。「つかの間の停泊者」展で紹介する『Invisible』(2016-2021)が題材とするカランク国立公園」は、著書「動いている庭」が日本でも広く紹介されているフランスの庭師、修景家のジル・クレマンも「景観計画」に参画しました。
ラファエル・ザルカは、美術や科学を通じて探究された幾何学の形態を取り上げ、形態の流用、再利用から生まれるエネルギーの循環を作品に取り上げてきました。特にミニマル・アートが問いかけた鑑賞者と作品の演劇的関係を発展させ、アート作品の形態や配置がもたらす力学として《Riding Modern Art》(2007-2016)や《Rampe Cycloïdale》(2016)などのシリーズでスケート・ボーダーの動きを用いて可視化させます。
同展を担当した、エルメス財団キュレーターの説田礼子がイントロダクションを、滋賀県立美術館ディレクター(館長)の保坂健二朗が司会進行務めます。