【現代の声 #1】 所作と庭園:生を創造する女性たち 遠藤浩子と花士 珠寳を迎えて
女性たちは、私たちの庭園に対する考え方や創造の方法をどのように変えてきたのでしょうか。
ペイザジスト・庭園文化研究家の遠藤浩子が、こうした創造的な女性たちについて語るトークイベントを行います。続いて、花士 珠寳による生け花のパフォーマンスが披露されます。
本イベントは、「Voix contemporaines(現代の声)」という新シリーズ企画の一環として開催されます。このシリーズは、現代社会における女性の創造者、アーティスト、思想家に焦点を当てたものです。
イベントの最後には、ドリンクを囲んで交流の時間を予定しています。
ペイザジスト・庭園文化研究家の遠藤浩子が、庭園や植物による創造との関係を刷新してきた創造的な女性たちについての講演を行います。長い間、フランスの景観の制度的な枠組みから排除されてきた女性たちは、一方で、マリー・アントワネットからジョルジュ・サンド、そして現代女性に至るまで、庭園を生活や思考、継承の場にしてきました。この講演会は、景観の歴史や生の創造に対する彼女たちの貢献を探ります。
講演会は、花士 珠寳による生け花で締めくくられ、来場者は花の表現における所作と感性、詩的な世界を発見することでしょう。歴史・創造・芸術的実践のあいだで、本イベントは女性・自然・創造の関係性を多角的な視点から見つめ直す機会を提案します。
最後には、グラスを片手に皆さまで歓談を楽しむひとときをご用意しています。
日程
2026年3月20日(金)
時間
18:30-20:30(開場時間 18時)
会場
関西日仏学館(京都)稲畑ホール
料金・予約
無料(要予約)
言語
日本語(フランス語への逐次通訳あり)
遠藤 浩子
ペイザジスト、庭園文化研究家
ルーヴル美術館管轄国立高等教育機関エコール・ド・ルーヴルにてディプロム取得、ヴェルサイユ国立高等造園学校及びパリ第一大学にて歴史的庭園と景観・文化財コースを卒業。
パリ日本文化会館ほか各所で景観・庭園を専門に講義・活動を行う。
花士 珠寳
京都・慈照寺(銀閣寺)の初代花方を務め、同寺の国際文化交流事業を通じて海外の文化機関と協働しながら文化交流活動に携わる。フランスでは、ギメ東洋美術館やセルヌスキ美術館との協働にも参加。
2015年に独立し、草木に仕える花士(はなのふ)として、自然や神仏、人や場所に花を献ずる活動を国内外で続ける。同年、青蓮舎花朋の會を設立。
京都芸術大学(旧 京都造形芸術大学)客員教授(2017–2020)を経て、現在は京都府立大学文学部非常勤講師。
©Tadayuki Minamoto