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フィクション ×ノンフィクション:バンド・デシネ作家、デルフィン・パニックが描く「女性」

フィクション ×ノンフィクション:バンド・デシネ作家、デルフィン・パニックが描く「女性」

ヴィラ九条山の2025年度レジデントとして来日し、京都に滞在中のバンド・デシネ作家、デルフィン・パニック(Delphine Panique)氏を迎えたトークショー。
パニック氏は2013年のデビュー以来、女性や女性を取り巻く問題、環境などをテーマにフィクションとノンフィクションの間を行き来する、独特な手法で作品を制作してきました。
本イベントでは、フランスのバンド・デシネ業界と日本のマンガ業界における女性作家の活躍、制作環境などについて、パニック氏本人の経験や作品を通して語っていただきます。

日程

2025年4月5日(土)

時間

14:30~15:30 (開場: 14:00)

会場

関西日仏学館(京都)稲畑ホール

言語

日本語・フランス語

入場

無料、要予約

登壇者・バンド・デシネ作家

デルフィン・パニック

バンド・デシネ作家であるデルフィン・パニックは、2013年、グラフィックノベル「Orlando」(misma出版社)でデビュー。同作品は、ヴァージニア・ウルフ原作の「オーランドー」を大胆かつ自由に翻案したものです。2015年には第二作目となる「En temps de guerre」を発表。2016年アングレーム・国際バンド・デシネ・フェスティバルのオフィシャルセレクションに選ばれるなど、注目を集めました。その後も、「L’Odyssée du Vice」(2016年)、「Le vol nocturne」(2018年)、「Les Classiques de Patrique」(2018年)を発表。Les Requins Marteaux、Cornelius、ガリマールといった出版社から刊行され、パニック独自のデッサンスタイルと物語体を確立させました。最新の二作品である「Un beau voyage」と「Creuser Voguer」は、数々の賞を受賞し、セレクションとしても選出されるなど、高い評価を得ています。

司会者

ユースギョン

京都精華大学国際文化学部講師。同大学国際マンガ研究センター、アジア・アフリカ現代文化研究センター所属。専門はマンガの視覚表現、世界における日本マンガ文化の受容。

  • ©Delphine Panique

  • ©Delphine Panique

  • ©Delphine Panique

    主催

    関西日仏学館

    共催

    京都精華大学国際マンガ研究センター

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