「マンガ翻訳の舞台裏」 翻訳家シリル・コピーニ 講演会

日程
2025年10月2日(木)
時間
18:30-19:30
会場
九州日仏学館3階メディアテーク
料金
無料・要お申込み
定員
30名
対面参加のみ
言葉が文化をつなぐ、マンガ翻訳の舞台裏
いまや日本の次に多くのマンガが読まれている国、フランス。
日本の作品はどのようにしてフランス語圏の読者に届けられているのでしょうか?
翻訳のステップ、文化的な選択、そして出版に至るまでの過程には、技術と知識、創造的発想が求められます。
本講演では、翻訳家であり落語パフォーマーとしても活躍する シリル・コピーニ が、自身の経験をもとにその舞台裏を紹介。
『名探偵コナン』をはじめ、実際に手がけたマンガ作品の例を交えながら、「翻訳」という仕事が文化と文化をつなぐ瞬間、その魅力を語ります。
使用言語:日本語
対面参加のみ
プログラム
- 講師紹介
- マンガ翻訳の流れ(タイトル決定・契約・翻訳作業・校正・出版)
- 実際の翻訳例を紹介(『名探偵コナン』ほか)
- 質疑応答
- クロージング
登壇者
シリル・コピーニ(Cyril Coppini)

フランス・ニース出身。高校時代から日本語を学び、1990年代初頭にパリのINALCOで日本語を専攻。信州大学に留学し、1997年から日本に定住(福岡・東京・大阪)。20年以上にわたり在日フランス大使館文化部であるアンスティチュ・フランセ日本にて音楽や舞台芸術を担当。
2011年よりフランス語で演じる落語パフォーマーとして活動開始。フランスをはじめ、タイ、ニュージーランド、トルコなど各国で口演・ワークショップ・学校訪問を行い、日本国内でも幅広く口演を実施。2022年にはEnglish Rakugo Associationに加入。2023年には、パリの伝説的会場「オランピア劇場」で、落語を題材にしたマンガ出版イベントにあわせて落語を披露。2025年には、
もう一つの専門は「マンガ翻訳」。
代表作に『昭和元禄落語心中』(2022年コニシ賞候補作)、『
舞台や翻訳作業の傍ら、NHK WorldやFMラジオにも出演。
公式サイト: www.cyco-o.com
