「カンヌ監督週間 in Tokio 2025」開催記念プレイベント 『ハッシュ!』上映&スペシャルトーク
日程
2025年12月3日(水)18:30
※開場は18:15/全席自由席/チケット番号順/上映開始10分後以降の入場はご遠慮ください
会場
東京日仏学院エスパス・イマージュ
料金
入場無料/完全予約制。 Peatixにてご予約下さい。
ヒューマントラストシネマ渋谷にて12月12日(金)~25日(木)の14日間にわたって開催いされる「カンヌ監督週間の東京開催「カンヌ監督週間 in Tokio 2025」の開催記念プレイベントとして、2001年の監督週間に正式出品された『ハッシュ!』(橋口亮輔監督/2001年)の上映ならびにスペシャルトークイベントを東京日仏学院エスパスイマージュにて実施します。
1993年に長編初監督作品として第6回PFFスカラシップ作品『二十才の微熱』を完成させ劇場記録を塗り替える大ヒットを記録し、続く二作目の『渚のシンドバッド』(1995年)はロッテルダム国際映画祭でグランプリを受賞して更なる注目を集めた橋口亮輔監督。付き合って間もない同性カップルの直也と勝裕、そして人工受精で子供を出産したい朝子との関係、新しい家族の形を描いた3作目『ハッシュ!』(2001年)は、第54回カンヌ国際映画祭監督週間に正式出品され、世界的に高い評価を獲得。昨今、リバイバル上映が話題を呼ぶ橋口監督作品のなかでも極めつけの傑作です。
上映後には、橋口亮輔監督と主演を務めた田辺誠一さんのスペシャルトークを実施します!
【上映作品紹介】
ハッシュ!(英題:Hush!)
<第54回カンヌ国際映画祭 監督週間 正式出品作品>
監督・脚本・原作: 橋口亮輔
出演:田辺誠一 高橋和也 片岡礼子
制作国:日本
【2001年|135分|日本】 ©2001 シグロ
主人公は、二人のゲイの男性と一人の女性。人は本質的に孤独であることを自覚してしまっている彼ら三人は、しかしそれでもなお、他者と共にあることを選択する。苦さの向こうに、あきらめの先に、新たな希望があることを感じとり、あらゆる現実的な問題を克服し、新しい「家族」の可能性をさぐってゆく。
映画監督
橋口亮輔
1962年7月13日生まれ。長崎県出身。
92年、初の劇場公開映画『二十才の微熱』は、劇場記録を塗り替える大ヒットを記録。
二作目の『渚のシンドバッド』(95’)は、ロッテルダム国際映画祭グランプリ他、数々の賞に輝いた。
人とのつながりを求めて子供を作ろうとする女性とゲイカップルの姿を描いた3作目『ハッシュ!』(02’)は、第54回カンヌ国際映画祭監督週間に正式招待され、世界70カ国以上で公開。国内でも、文化庁優秀映画大賞をはじめ数々の賞を受賞。
6年振りの新作となった『ぐるりのこと。』(08’)は、女優・木村多江に数多くの女優賞を、リリー・フランキーには新人賞をもたらし、その演出力が高く評価された。『恋人たち』(14’)は、第89回キネマ旬報ベストテン第1位を獲得したほか、2015年の映画賞を総なめにし絶賛を浴びた。『お母さんが一緒』(2024年夏)公開。
俳優
田辺誠一
1987年、メンズノンノの専属モデルとしてデビューし、1992年に俳優デビュー。シリアスからコミカルまで幅広い役柄を演じ、数々の映画やドラマに出演。『ハッシュ!』(02/橋口亮輔監督)にて報知映画賞主演男優賞を受賞するなど、数々の賞を受賞。映像はもちろん、蜷川幸雄、宮藤官九郎演出作品や劇団☆新感線など、舞台出演も多い。アーティストとしても多彩な活動を続けており“画伯”と称される独特のイラストも人気。映画監督としては、第49回ベルリン国際映画祭フォーラム部門正式招待作品となった『DOG-FOOD』(99)『ライフ イズ ジャーニー』(03)などを手掛けている。
主催:特定非営利活動法人 映像産業振興機構(VIPO)
さらに東京日仏学院 エスパス・イマージュでは、「カンヌ監督週間 in Tokio」関連企画「自由なる映画たち ~7本の映画でたどる『カンヌ監督週間』~」が12月4日(木)より開始され、さらに本年度の「カンヌ監督週間 in Tokio 2025」を盛り上げます!
****************************
「自由なる映画たち ~7本の映画でたどる『カンヌ監督週間』~」 開催概要
開催日:12月4日(木)~12月7日(日)・12月18日(木)
会場:東京日仏学院 エスパス・イマージュ
料金:一律 1,100円