映画のアトリエ 〜フランス映画の隠れた名作を探して〜 『これで三度目』
日程
2023年12月10日(日)
時間
15時30分
開場:15分前、Peatixで購入時に発行される整理番号順でのご案内となります。
料金
一律:2,000円(全席自由・整理券番号順) *チケットはPeatixにて11/27(月)12:00より発売(上映当日、窓口での発売はございませんのでご注意下さい)
会場
東京日仏学院 エスパス・イマージュ(03-5206-2500)
世界で最も古い映画会社のひとつ、フランスの「Gaumont(ゴーモン)」の作品群の中からアンスティチュ・フランセ 映画主任の坂本安美がセレクトした10本のレア作品が2023年12月と2024年1月の2カ月連続、スターチャンネルにて放映配信されます。
これを記念して、東京日仏学院にて特別ゲストによるトークショー付き上映イベントを12/8(金)、12/10(日)と開催します。12月10日(土)は、サッシャ・ギトリの『これで三度目』を上映し、映画批評家の須藤健太郎さんをお迎えします。ここでしか出会えない珠玉の作品を特別ゲストによるトークとともにぜひ発見ください!
《上映作品》
これで三度目 Je l’ai été 3 fois
(1952年/フランス/83分/モノクロ/デジタル/日本語字幕付)
監督:サッシャ・ギトリ
出演:サッシャ・ギトリ、ベルナール・ブリエ、ラナ・マルコーニ、シモーヌ・パリ
映画監督として、劇作家として数多くの作品を発表してきたフランスを代表する作家、サッシャ・ギトリがかつて上演した二つの戯曲を下敷きに映画用に脚本を書き上げたコメディ作品。これまで2人の女性に浮気され、離婚を経験してきた宝石商アンリが3人目の妻の浮気こそは阻止せんと過去の経験を語ってみせる。アンリを演じるのはセザール賞で名誉賞も受賞した名優、ベルナール・ブリエ。そして映画で大きな役を演じるのはこれで最後となるギトリは、3番目の妻(演じるのギトリの5番目の妻ラナ・マルコーニ!)の浮気相手の俳優役として物語を盛り上げる。
映画批評家
須藤健太郎
1980年生まれ。映画批評家。著書に『評伝ジャン・ユスターシュ』(共和国)、訳書にニコル・ブルネーズ『映画の前衛とは何か』(現代思潮新社)、『エリー・フォール映画論集』(ソリレス書店)など。映画批評集『作家主義以後』(フィルムアート社)が近く刊行する予定。
共催:スターチャンネル