飯野賢治没10周年企画
『D の食卓』や『エネミーゼロ』をはじめ、常にゲームを通してのストーリーテリングの境界線を越え、多くの方々に影響を与えてきたクリエイターの飯野賢治。2013年に42歳で夭逝した同氏の没10周年にちなみ、夫人の飯野由香をはじめ、小島秀夫、上田文人、浅野忠信、ピエール瀧など、飯野賢治と接点のあった方々を取材した追悼ドキュメンタリーを初披露します。さらに、出演者によるトークイベントを行うとともに、飯野賢治の過去のゲーム、写真、書籍などを集約した特設展示会を開催します。
『D の食卓』や『エネミーゼロ』をはじめ、常にゲームを通してのストーリーテリングの境界線を越え、多くの方々に影響を与えてきたクリエイターの飯野賢治。2013年に42歳で夭逝した同氏の没10周年にちなみ、夫人の飯野由香をはじめ、小島秀夫、上田文人、浅野忠信、ピエール瀧など、飯野賢治と接点のあった方々を取材した追悼ドキュメンタリーを初披露します。さらに、出演者によるトークイベントを行うとともに、飯野賢治の過去のゲーム、写真、書籍などを集約した特設展示会を開催します。
三上真司は『バイオハザード』シリーズ、『サイコブレイク』シリーズなど、ディレクター、プロデューサーとして、数々の大ヒット作を生み出してきた日本を代表するゲームクリエイター。サバイバルホラージャンルの普及に大きく貢献し、以降のゲーム業界に大きな影響を与えたクリエイター。
神谷英樹は『デビルメイクライ』、『ビューティフルジョー 』、『大神』、『ベヨネッタ』シリーズなど、バラエティに富んだユニークな作品を発表。国内外を問わず高く評価されているゲームクリエイター。現在はYouTube(神谷英樹チャンネル / Hideki KamiyaChannel)を開設し、自由を満喫中。
今回の対談では2023年に前職を退職したお二方に、お互いのキャリアの思い出から始め、クリエイティブ思考、そして今後の展開についても迫っていきます。
米山舞はガイナックス入社後、アニメーターとしてキャリアをスタートさせたのち、イラスト、アート作品の展示、映像・ゲーム制作など幅広く活躍。常に新たな表現方法を模索するその姿勢から生み出される作品群は「驚きと美しさ」に満ち満ちており、「神絵師」とも称されるほど。最前線を走る新世代の旗手のひとりとして、常に注目を集めるクリエイターである。映像監督として、『YOKU』(2022)『サイバーパンクエッジランナーズ』ED を監督、作画共に手掛けた。
玉川真吾はサンライズを中心に原画や作画監督を務める傍ら、3年もの期間を費やして単独で制作された短編アニメーション『PUPARIA』(2020)で一躍脚光を浴びる。「アニメである以前に一枚の絵」だと自負するように、高密度で描き出されたその絵が持つ力は一瞬で観るものを虜にする。次作の公開が切望される、新進気鋭の映像作家。
新世代の才能として注目されるお二方は、現在進行形である「互いが持つ稀有な世界観」について対談するとともに、クリエイターとしての率直な思いや、お二人が実践する斬新なアプローチ法などを中心とした対談を行います。
1999年に結成されたクリエイティブチーム。クライアントワークをコミッションワークと捉え、様々な媒体において、斬新で実験的な作品を発表し続けている。時を経ても新鮮かつ唯一無二な作風で視聴者に予期せぬ奇妙な感情を提供するという明確なコンセプトを持つ。彼らはそれを「違和感」と呼んでチーム内で共有しており、近年では、その活動自体が現代アートとして再評価されている。
AC部が持つ独自のメソッド、そして作品制作の裏側に迫るべく、AC部のふたりによるマスタークラスをステージ上にて開催します。さらに、group_inou(グループイノウ)の楽曲『THERAPY』の MV制作においてAC 部が生み出した人気セラピスト・キャラクター「イルカのイルカくん」にフォーカスした展示、グッズ販売を開催します。
登山家の生涯に材を取った小説原案の連載漫画『孤高の人』で一躍、頭角を表したのち、続く『イノサン』やその続編『イノサン Rouge』で、斯界におけるその地位を不動のものに。緻密に構成された絵柄はもとより、残虐なシーンですら「耽美的」に思えるほどの表現力と筆力は群を抜き、今もっとも勢いのある漫画家のひとりである。『イノサン』以降、作画を完全デジタル化し、新たな漫画表現を開拓し続けている。最新作は、2021年より連載中の『#DRCL midnight children』。
デジタルによる漫画制作にいち早く着手した同氏が実践する漫画制作のフロー、クリエイティブプロセス、そして世界観を深堀するトークイベントを実施します。
アヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞を受賞した『頭山』(2002)から、最新作『幾多の北』(2022)に至るまで、おおよそ40年のキャリアを通じて常にアニメ表現の可能性の探究に取り組み、自由奔放かつ詩情溢れる作品を発表してきた短編アニメの世界的第一人者。また、絵本作家としても知られ、これまで優に100冊以上もの作品に携わっている。
シアター会場にて、「山村浩二の世界観」と題した特別映像を上映。上映後、インディペンデントアニメーターとしてのこれまでの人生、アニメーションとの向き合い方、メソッドについてのトークイベントを開催します。
イラストレーター、漫画家。「かわカッコいい」キャラクターを主体にしたMANGAスタイルのドローイングが海外に評価され、DCコミックスやMeta、BMW等のアートワークを手がける。緻密でありながらもダイナミックという稀有な特徴を持ち、ライブドローイングにも定評がある同氏には今回、本イベントのために特別に用意されたテーマでライブ・パフォーマンスを披露。
数年SEGAに勤務、ゲームサウンド開発に携わり、退職後もMicrosoftやSEGAなどのゲームBGMやアレンジアルバムに楽曲を提供。「和」を基盤とした楽曲コンセプトを打ち出しながらもジャンルの枠を超えて、電子的なサウンドを紡ぎだすスタイルを追求し続けている。代表作は『AZEL -パンツァードラグーンRPG-』や『パンツァードラグーン オルタ』。今回、特設ライブ会場にてその『パンツァードラグーン』シリーズのアクスティックピアノライブを開催。
1990年に株式会社セガ・エンタープライゼス(現:株式会社セガ)に入社後、ゲームミュージックバンド創成期からサウンド開発、声優、歌手として各方面に精力的に活動中のセガ社員。活力源はお客様からの「楽しかった」の一言。代表作は『DAYTONA USA』、『シェンムー 一章 横須賀』、『WCCF』シリーズや、『CHUNITHM』『maimai』『オンゲキ』の音ゲー3タイトルにも深く関わる。
特設ライブ会場にて同氏が参加し、セガタイトルの歌唱を中心としたユニークなパフォーマンスを披露。
group_inouのTRACK担当。2017年より本格的にソロ活動を開始。クラブからライブハウスまで、これまで以上に活動の幅を広げる。フジロック、BAYCAMP、森、道、市場、ボロフェスタ、全感覚祭等の大型イベントにも出演。橋本麦が手掛けた「Fly feat.79,中村佳穂」のMVはVimeoのStaff Picksに選出、新千歳空港国際アニメーション映画祭の観客賞、香港のifva awardsで特別賞を受賞するなど、世界各地で話題となっている。2022年4月にコラボアルバム「MONSTERS」をリリース。「イルカのイルカくん」を生み出すなど、クリエイティブチーム「AC部」とのコラボレーション実績が多数あり、今回はソロでのライブパフォーマンスを披露。
日付
12月15日(金)〜12月17日(日)
会場
東京日仏学院