展覧会記念セミナー「フランス人たちの食の演出」

日程
2025年12月4日(木)
時間
19:00-20:30
開場
九州日仏学館3Fメディアテーク
料金
¥1,000
※対面参加のみ
講師
武末祐子 西南学院大学名誉教授
山本ゆりこ 菓子・料理研究家
なぜフランスの美食は世界を魅了するのか?
時代を超えて受け継がれる〈食卓の芸術〉を探る
展覧会開催記念のスペシャルセミナー
食文化の領域で初めてユネスコ無形文化遺産登録された「フランス人の美食」。フランス人は長い歴史の中で「食の演出」、つまり、何を用いてどうおいしく食べるか、食卓をどうセッティングするか等を常に探求してきました。また、食が社会的アイデンティティを示し、人と交流するコミュニケーションの場であったことも忘れてはなりません。
その「フランス人の美食」の歴史を、中世末期ヴァロワ朝の食卓、18世紀絶対王政下の宮廷の食卓、19世紀近代社会におけるブルジョワジーの食卓、現代の東京にあるビストロの食卓という4つの時代の食卓を様々な角度から、2人のスペシャリストが語ります。食をめぐる価値観や美意識の変遷から見えてくる「フランス人の美食」が、どのように形成され、世界中から賞賛を受けるに至ったか概観します。
このあとは「フランス美食の世界~ユネスコ登録15年の軌跡~」へ是非足を運んでください。
*日本語によるセミナー
*対面開催
このイベントは会場にて対面で開催いたします。
お申込みは以下の2つの方法から可能です。
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Peatix(イベントページより)
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九州日仏学館オンラインブティック
お申込みに関するご注意
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定員に達し次第、受付を締め切ります。
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お申込み完了後のキャンセル・払い戻しはできません。
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当日は会場にてお名前を確認いたします。
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18時30分より開場します。10分前までにご着席くださいますようお願いいたします。
講師
武末祐子(たけまつ・ゆうこ)

西南学院大学名誉教授。グルノーブル第三大学フランス文学博士(DSR取得)パリ第四大学フランス文学DEA取得。専門は19世紀フランス文学。研究テーマは文学・芸術・フランス食文化。著書に『ガストロノミーの誕生』(左右社)『グロテスク・美のイメージ』(春風社)『テ・サンパ』(朝日出版社) « L’arabesque de Gustave Moreau », Si est tens a fester, (CEMT Editions) など。

講師
山本ゆりこ

