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舞台芸術

講演会

フランス アーティストサロン

フランス アーティストサロン

日程

2023年12月5日(火)

時間

13時~15時

言語

英語・日本語(逐次通訳付き)

ご予約

アンスティチュ・フランセ日本は、公益社団法人 全国公立文化施設協会と協働し、YPAM横浜国際舞台芸術ミーティング 2023の一環で、フランスのアーティストと関係者4名によるプレゼンテーションを開催します。

ヨコハマダンスコレクション 2023 参加アーティストの、若手振付家ソア・ラツィファンドリアナ、アンスティチュ・フランセが運営するアーティスト・イン・レジデンス「ヴィラ九条山」のレジデント・アーティストである、ポリーヌ・ブラン(パフォーマー、振付家、ビジュアルアーティスト)とツィリアカ・アリヴェール(サーカスアーティスト、クリエーター)、フランス国立ダンスセンター(CND)の制作・配給ディレクターのデルフィーヌ・ヴュアトゥが登壇します。(通訳:川口隆夫

フランスの最新のパフォーミングアーツシーンに関心のある、プロデューサーや制作担当、アーティストなど、舞台芸術のプロフェッショナルのご参加をお待ちしています。

アーティスト

ポリーヌ・ブラン Pauline Brun

ポリーヌ・ブランのアーティストとしての活動では、不条理と紙一重のところで自虐ネタを用いて身体を探究するとともに、文脈や様々な媒体を巧みに操る。ニース地方音楽院ではダンスを、ヴィラ・アルソンとパリ国立高等美術学院ではで造形芸術を、モンペリエ国立振付センターのマスター・プログラム《ex.e.r.ce》では振り付けを学んだポリーヌ・ブランは、パフォーマンスとビジュアルアートの狭間で提案を打ち出し、プロジェクトごとに分野横断的な試みを展開することを楽しんでいる。

その創作活動は、フェスティバル・パラレル(現代アートセンター《3bisf》)、Far°フェスティバル(スイス)、ポンピドゥー・センター、ヴァル・ド・マルヌ現代美術館(MAC/VAL)、現代アート展《サロン・ド・モンルージュ》、ニース近現代美術館(MAMAC)、アーティスト自主運営スペース《La Station》、国立ダンスセンター(CND)などで紹介されてきた。また、パフォーマーや舞台美術家としては、ファニー・ド・シャイエ&フィリップ・ラメット、アラン・ビュファール(ダンス作品「Mauvais Genre」の再現)、ポル・ピ、ジュール・フリエルル、ニナ・サンテス、アダリーヌ・アノビル、ジョナス・シェローやアントワーヌ・セガラなどとのコラボレーションを行っている。
https://www.paulinebrun.com

サーカスアーティスト

ツィリアカ・アリヴェール Tsirihaka Harrivel

身体を駆使するフランスのパフォーマンス・アーティスト。マダガスカルのアンタナナリボ生まれのツィリアカ・アリヴェールはクリエーター、作曲家でもあり、サーカスとその多様な側面(道具、領域や制約)を拠り所とする表現方法を編み出している、英国の国立サーカス・アート・センター、さらにパリの名門校、フランス国立高等演劇学校において学んだ後、2006年からは、ヴィマラ・ポンスとのコラボレーションを通し、可能性、禁止、身体の動きと関連して公の場で話すことの限界、身体の動き、サーカスの形態、そして彼自身の旅を探る様々な演劇的創作を行っている。

感覚とテキストを扱った最初の作品はイヴァン・モジューキン・コレクティヴと制作した『De Nos Jours (Notes on the Circus) (Nowadays (Notes on the Circus))』(2012年)である。『All Night Revue: revue 1 to 6』(2015年)では、彼のプロセスはミュージックホールを含むほどまでに拡大している。最新の作品である『GRANDE -』(2016年)は、極めて重要な作品であり、ツィリアカとヴィマラの2つのビジョン、つまりめまいの身体的感覚と、言葉の不安定さを結びつけている。2017年、2人は彼らの多次元的プロジェクト『TOUT ÇA/ QUE ÇA(これ全部/これだけ)』を制作するプロダクションを設立した。
www.toutcaqueca.com

振付家

ソア・ラツィファンドリアナ Soa Ratsifandrihana

パリ高等音楽舞踊学校でダンスを学んだ後、ジェームス・ティエレ、サリア・サヌー、アンヌ・テレサ・ド・ケースマイケルの元で活動。2021年10月、ブリュッセルにおいて初演した初のソロ作品『g r oo v e』は40回以上上演され、欧州で公演が行われ続けている。これと並行して、ソアは2024年5月に向け、子どもの頃に聞きたかった物語を語る2部作を準備している。この2部作の2つの部分はラジオ番組『Ce n’est pas moi qui mens, ce sont les anciens』および舞台『Fampitaha, fampita fampitàna』の形をとっている。初のソロ作品に続き、ラジオドラマ、ダンス、および作曲が絡み合う可能性に関心を持ち、私たちの身体が、言葉と同様に物語の担い手であることを気づかせる。カイテアターの2023-25年レジデンス・アーティスト。http://amabrussels.org/artiste/soa-ratsifandrihana/
 

ヨコハマダンスコレクションの一環で、12月4日・5日にソア・ラツィファンドリアナの『g r oo v e』が上演されます。
詳細はこちら

フランス国立ダンスセンター(CND)制作・配給ディレクター

デルフィーヌ・ヴュアトゥ Delphine Vuattoux

デルフィーヌ・ヴァトゥーは20年以上舞台芸術の分野に携わる。社会学、映画、文化マネジメントを学んだ後、まず独立系の劇団との連携を担う。またフィリップ・ケーヌやテオ・メルシエといったディレクターとともに、国立演劇センターであるナンテール・アマンディーヌ劇場に勤務。現在はフランスのダンス国立リソース・センターであるフランス国立ダンスセンターに所属する。
https://www.cnd.fr/en/

 

主催:アンスティチュ・フランセ
共催:公益社団法人 全国公立文化施設協会
協力:ヨコハマダンスコレクション、YPAM横浜国際舞台芸術ミーティング、ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル、ヴィラ九条山

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