ポンピドゥー・センター デザイン・産業部 アソシエイト・キュレーター、オリヴィエ・ゼトゥンを迎えて(NCARトーク004、日仏対談シリーズ「ル・ラボ」vol.36)

日仏対談シリーズ「ル・ラボ」と、国立アートリサーチセンターの「NCARトーク」共同企画として、ポンピドゥー・センターのデザイン・産業部 アソシエイト・キュレーター、オリヴィエ・ゼトゥンによるトークイベントを開催します。
ポンピドゥー・センターの豊かなデザインコレクションや、サステナブル・デザイン、女性デザイナーの活躍推進、ポストコロニアルのアプローチによって育まれたグローバルデザインなど、ポンピドゥー・センターデザイン部門による最新のプロジェクトや研究についても紹介します。
進行は国立新美術館国際連携室長の高美玲が務めます。
登壇者
オリヴィエ・ゼトゥン(Olivier Zeitoun)

インディペンデント・キュレーター、ポンピドゥー・センター デザイン・産業部 アソシエイト・キュレーター
哲学と美術史、社会科学を専攻したのち同美術館のデザインの展覧会企画や収集活動に従事。アートやデザインに関する記事やエッセーの寄稿も行う。インディペンデント・キュレーターとして、デザインの研究・発表を続けるほか、オランダ・ロッテルダムのHuidenclubや、フランス・コニャックのマルテル財団など、さまざまなパートナーとのコラボレーションも行う。

モデレーター
高美玲(Miryon Ko)

国立新美術館 国際連携室長 主任研究員
美術史、環境デザインを専攻し、ドイツのヴィトラ・デザイン・ミュージアムでキャリアをスタート。21_21 DESIGN SIGHT取締役、カルティエ アート&カルチャー ディレクターを経て、2023年より現職。

国立アートリサーチセンター(NCAR)の事業について
国立アートリサーチセンターは「アートをつなげる、深める、拡げる」をミッションに、情報収集と国内外への発信、コレクションの活用促進、人的ネットワークの構築、ラーニングの拡充、アーティストの支援など、日本の美術館活動全体の充実に寄与する活動に取り組んでいます。
同センターは東京日仏学院およびジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センター(以下、「ポンピドゥー・センター」)と共同で新たに交流事業を開始し、2024年度から2028年度までの5年間を予定として、国立美術館およびポンピドゥー・センターからキュレーターを相互に派遣します。本事業はポンピドゥー・センター日本友の会の協力を受け、キュレーターの交流とリサーチを通じて、日仏の近現代芸術およびデザインへの理解の促進、日仏間の文化的絆を深めることを目的としています。2024年度は、国立美術館から国立西洋美術館学芸課研究員がフランスで、ポンピドゥー・センターからデザイン・産業部キュレーターが日本でそれぞれ滞在研究を行います。