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デザイン・建築

講演会

講演会・展示会「デザインは未来の構想にどう貢献できるのか?」

講演会・展示会「デザインは未来の構想にどう貢献できるのか?」

大阪万博の「ベストプラクティス」のテーマに呼応し、関西日仏学館、フランスのデザインスクールBESIGN、そして京都精華大学は、講演会・展示会「デザインは未来の構想にどう貢献できるのか?」を開催します。

講演では、エコロジー、社会とのつながり、健康など、移行期にあるさまざまな分野における新世代のデザイナー達の取り組みを紹介します。その目的は、製品をデザインすることに留まらず、サービスやエコシステムのデザインを通じて、暮らしを向上させ、持続可能な未来へ貢献することにあります。

また、BESIGNの卒業生プロジェクトの展示会で紹介される実例を通じて、人間と生物圏に焦点を当てたデザインアプローチがどのように世界を創造できるかをご覧いただきます。

BESIGN The Sustainable Design Schoolについて:
BESIGNは2013年に設立された国際的なデザイン高等教育機関で、コートダジュール大学のメンバー。フランス政府とヨーロッパが認定するデザインの修士課程を提供しています。BESIGNは、今日の企業がより良い世界を築くために必要とする責任ある人材を育成し、そのカリキュラムを通して革新性と卓越性を養います。教育の中心に据えるのは、再生可能なデザインと持続可能な開発目標(SDGs)です。現在、BESIGNは31カ国の国籍の学生を受け入れており、世界デザイン機構のメンバーでもあります。

講演会「デザインは未来の構想にどう貢献できるのか?」

日時:

2025年4月16日 (水) 18:30〜20:00

会場:

関西日仏学館(京都) 1F稲畑ホール

使用言語:

日本語・フランス語

料金

入場無料、要予約

展示会:「望ましい未来のためのデザイン」— BESIGN卒業生のプロジェクト展示

日時:

2025年4月15日(火)〜5月11日(日) 11:00-17:00   ※4月21日(日)、4月27日(日)~5月6日(火)を除く

会場:

関西日仏学館(京都) 3Fサロン 入場無料

BESIGN The Sustainable Design School学長

モリーユ・ラリヴィエール

モリーユ・ラリヴィエールは著名なデザイナーであり教育者。持続可能なイノベーションに焦点を当てた国際的な教育機関であるBESIGN The Sustainable Design Schoolの共同創立者兼学長である。パリのENSAAMA(École nationale supérieure des arts appliqués et des métiers d’art)卒業。デザインエージェンシーの創設者でもあり、ビジネスウィーク誌が世界最高レベルと称した教育機関、ENSCI-Les AteliersとStrateの発展に貢献してきた。また、エコール・ポリテクニーク、パリ国立高等鉱業学校、パリ政治学院などの名門校でも教鞭をとっている。BESIGNは、持続可能なイノベーション・プロジェクト、国際的パートナーシップ、「Engaged for Ocean」ラベルや国連海洋会議(UNOC)2025の認定等の受賞により、デザイン系の教育機関の中でも際立った存在となっている。

BESIGN The Sustainable Design School教授

マリアンヌ・メンサ

BESIGN The Sustainable Design Schoolで持続可能なイノベーションを専門とする教授。海洋保護と海洋資源の持続可能な利用のための国際プロジェクト「Objective Ocean by BESIGN」を共同監督。ClimateInnovエージェンシーの創設者であり、持続可能なビジネス変革の資格を持つ。国連気候変動グローバル・イノベーション・ハブの持続可能なイノベーション・プロジェクトに携わり、2025年大阪・関西万博のベストプラクティス選考委員を務め、国際会議でも講演している。ハーバード大学ケネディスクールを卒業し、学術的な専門知識とマネジメント経験を兼ね備えている。

京都精華大学・グローバル推進グループ長

北脇 学(きたわき まなぶ)

同志社大学で教育学・心理学を、同大学院で社会福祉を学ぶ。京都精華大学では長年にわたり事務職員としてさまざまな大学との国際的な連携・協働に基づいたプログラムや国際会議を運営する。学生のアドバイジングも行い、キャンパス内に学生の交流と相談を通した、多文化を学び自分自身のアイデンティティを見つめるためのコミュニティづくりを目指している。

一級建築士事務所 河井事務所 代表 京都精華大学教授

河井敏明  

京都を拠点とする建築家であり、現代建築と、日本の伝統建築の双方に通じたユニークな存在である。1995年英国からの帰国後から現代建築の新築及び改修設計を数多く手がけている。京都西陣での事務所スタート当初から町家の保存、改修の携わっており、近年一ジャンルに成長した感のある京町家改修の草分けのひとりでもある。茶の湯をよくし、武者小路千家家元直門官和会会員、茶室の設計も手がける。早くから環境問題をメインテーマとして設計に取り組 んであり、代表作に沖縄で空調のない福祉・宿泊複合施設を実現した「平安郷」や、実質的に日本初の防火制限をクリアした木外装耐火建築「四条木製ビル」がある。また厚生労働省の現 在の福祉施設の計画基本方針である「小規模多機能」の考え方を先取りした「上京のデイケア センター』を1999年に完成させる等、福祉施設の設計でも内外に知られており、国内外での講演も多数。

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