花見フランセ2024 : 特別上映『ジャン=マルク・ブリニョと佐渡のこと』+監督とのオンライントーク
日程 :
3月30日(土)
場所 :
東京日仏学院 エスパス・イマージュ
時間 :
14:00~
料金
無料
『ジャン=マルク・ブリニョと佐渡のこと』
(2020年/90分/カラー/ドイツ)監督:フランソワーズ・デボワ
*上映後、監督とのオンライントークあり。
『ジャン=マルク・ブリニョと佐渡のものたち』は、日本人にもほとんど知られていない手つかずの島での詩的な逃避行へと私たちを誘う。流浪の地であると同時に、15世紀以降のゴールドラッシュの歴史をもつ佐渡は、ここに足跡を残した様々な個性によって築かれた日本の縮図と形容されることもある。
この島には、非常に強くユニークな伝統が残っている。
ジャン=マルク・ブリニョがフランスのジュラを離れ、家族とともに佐渡に移住することを決めたとき、彼はヨーロッパ的慣習から遠く離れた場所で、新たなスタートを切り、ワイン栽培とパーマカルチャー農法の実験を行いたかったのだ。果たして彼は、気候的、文化的、地質学的な制約の中で成功を収めることができるのだろうか?
映画監督
フランソワーズ・デボワ
日本人の母とフランス人の父の間に生まれる。グルノーブルの政治学院を卒業後、ベルリンのMEフィルムスクールでドキュメンタリー映画を学ぶ。パリでシャンソン・レアリストの歌手として、またアムステルダムで料理研究家として活動。現在はドキュメンタリー映画の製作に専念している。
最新作『ジャン=マルク・ブリニョと佐渡のものたち』(2020)は数々の賞を受賞し、先日佐渡島の映画館ガシマシネマで上映された。
ベルリンのラーメン屋の一日を描いた短編映画『Cocolo Ramen』(2015)は、シェフをNYフード・フィルム・フェスティバルに出品され、同店の日本人シェフとともに招かれた。
最新作『KAZUO』は、佐渡の有名なそば職人の厨房での1週間を描いた作品で、編集を終えたばかり。
親密なポートレートという形で、彼女の作品は日本文化、特に美食に焦点を当てている。