マルチ芸術家トリス・タトラスの作品展
ギリシャ:ギリシャのマルチ芸術家トリス・タトラスの作品展
アテネを拠点に活動するギリシャのマルチ芸術家トリス・タトラスが、作品2点と動画で、2024年フランコフォニ・フェスティバルにギリシャ代表として参加します。こ無題の作品2点は、ギリシャ北部の町スフリで生産されたシルククレープサテン(16momme)を使った作家の実験作であり、どちらも「Fragments of dystopia(暗黒郷のかけら)」と「Skin Scapes(シルク・スケイプ)」シリーズから作家自身が描いたものをシルクに複製した、数量限定の一部です。
動画「Epithelium(皮膜)」は、2022年にサンパウロのFAAP/ブラジル・アート博物館にて展示されました。この作品でタトラスは、年齢や性別の問題を超越したかくれんぼのようなゲームの中で、生息地の概念と、文字通りにも比喩的にもその実体とはかなさを探求しています。
トリス・タトラスは、写真、絵画、ビデオ、インスタレーション、サウンド、テキストなど、幅広い芸術手段を駆使して、暗黒郷の未来や奔放な都市主義、人体のさまざまな側面、社会の不平等さや気候変動と言った人類が現在直面している課題に言及する、高度に知的化された景観を探求しています。彼はマルチな才能のある芸術家として、アメリカやオーストリア、フランス、ドイツ、イタリアそしてスペインで作品を発表し、世界中で活躍しています。彼の作品はギリシャやヨーロッパ、日本そして南米で、公共のまた個人のコレクションに収蔵されています
日程 :
3月16日
時間 :
11:00~18:00
会場 :
東京日仏学院