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和田竜汰 個展「/image prompt : image prompt that writes “image prompt that writes“」

和田竜汰 個展「/image prompt : image prompt that writes “image prompt that writes“」

アートアワードトーキョー丸の内2025 フランス大使館賞受賞者の和田竜汰による個展「/image prompt : image prompt that writes “image prompt that writes“」を、東京日仏学院にて開催します。

 

「和田 竜汰は、生成 AI が生み出す像を「見る」以前に、その像がどう記述され、どう成立し、どう現前するのか̶̶生成条件そのものを主題として制作している。background シリーズでは、AI が生成した “クレート箱の画像” を起点に、それを実物として再現する。つまり参照元は絵画や現物の箱ではなく、テキストから生成された画像であり、作品はその変換過程(指示→生成→再現)を含んだ出来事として立ち上がる。

そこで重要になるのが、和田が反復的に試行してきた「入れ子構造のプロンプト」だ。箱の側面に印字されるテキストは、単なるラベルではなく、生成を生む命令文が自分自身を内部に折り畳み、再帰していく構造をもつ。画像は “内容” として閉じるのではなく、生成を促す言語へと回帰し続け、作品はつねに「生成の手前」を孕んだまま固定される。今回のタイトル「/image prompt : image prompt that writes “image prompt that writes “」は、その再帰を最小単位まで圧縮した宣言であり、作品が何かを描写するより先に、生成の条件が前景化するという態度を端的に示している。

このシリーズにおいてクレートは、作品を守る容器である以上に、見えない内容物を制度的に成立させる装置でもある。運搬・保管・展示の痕跡をまとった箱は、作品が「どこから来たのか」という来歴を帯び、観客に “中身” よりも先に、その到着と管理の回路を読ませる。和田は、生成された像を実物に翻訳することで、デジタルの即時性と、物質化の遅さ・重さ・手続きの時間を衝突させ、作品とは何か/作者とはどこにいるのか/私たちは何を見ているのか、という問いを空間に立ち上げる。」 

ChatGPT

会期

2026年2月20日(金)~3月8日(日)
※初日2/20(金)19時30分より、作家を迎えオープニングレセプションを開催。

開廊時間

火~木、土:11時~19時(金・日は17時まで)
月曜休館
初日2/20(金)は18時~21時

入場

無料

お問合せ

03-5206-2500(東京日仏学院)

和田竜汰

2000年、北海道生まれ。2023年、東北芸術工科大学 芸術学部 美術科 洋画コース卒業。2025年、東北芸術工科大学 芸術文化専攻 複合芸術領域修了。

主な受賞歴
2021年「月刊美術主催 美術新人賞デビュー」入選
2022年「第43期 国際滝富士美術賞」優秀賞
2023年「idemitsu art award 2023」入選
2025年「Art Award Tokyo Marunouchi」薮前知子 賞/フランス大使館 賞、CAF賞2025入選

 

撮影:Natsumi HASE

協力:三菱地所株式会社

アートアワードトーキョー丸の内は、若手アーティストの発掘・育成を目的とした現代美術の展覧会です。

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