展覧会 : 小瀬真由子 『真空生活』
日程
2019年1月10日(木)〜 2月3日(日)
※1月10日19時よりアーティストを囲んだオープニングレセプションあり。
会場
東京日仏学院
入場
無料
2018年AATM在日フランス大使館賞受賞者
小瀬真由子 個展
2018年アートアワードトーキョー丸の内にて在日フランス大使館賞を受賞した、小瀬真由子(多摩美術大学大学院修士課程美術研究科絵画専攻日本画研究領域 在籍中)による展覧会。
小瀬 真由子氏の作品は、戦後の日本の写真家や、60〜70年代の劇画のコラージュ、そして横尾忠則をはじめとする偉大なる画家たちからの強い影響を感じることで際立っています。影響を受けることで得た技術を駆使しながら、それらを美化するのではなく、現代のパースペクティブに置き換えている。
「絵の中の人物たちは同じ空間に佇み関係性を秘めているが、目を合わすことなく互いに別のことを思っている。人びとは流動し、段々今日が昨日で昨日が今日のことのように感じられて自分の存在が少しずつうつろになってゆく。人工芝や張子の虎のようなイミテーションの方が実物よりもずっとリアルに感じられたりする。自分がいまどこにいるのか、周りとの距離感を、私はシルエットをなぞって確認している。」
(小瀬真由子)
アーティスト
小瀬真由子
1996 神奈川県生まれ
2018 多摩美術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻日本画研究領域 在籍
2018 多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻 卒業 (首席)
「アートアワードトーキョー丸の内」は若手アーティストの発掘・育成を目的とした現代美術の展覧会。アンスティチュ・フランセ東京は、このアワードの在日フランス大使館賞受賞者へ、館内ギャラリーでの個展開催の機会を提供します。
共催:三菱地所株式会社