展覧会「ゲバルト:制度の暴力に対する抵抗の変遷」
展覧会
「ゲバルト:制度の暴力に対する抵抗の変遷」
会期:2024年5月18日(土)〜6月16日(日)
会場:東京日仏学院
Cave-Ayumi Gallery
神楽坂セッションハウス (6/15のイベント)
入場無料
※開館時間ならびに休館日は、展覧会公式サイトでご確認ください
出展アーティスト:
足立正生、nadir B. + 三浦一壮、Cabaret Courant faible(弱流キャバレー)、バディ・ダルル、遠藤薫、FanXoa、ジャン=バティスト・ファーカス、太湯雅晴、ユニ・ホン・シャープ、石川雷太、城之内元晴、キュンチョメ、三宅砂織、Onirisme Collectif、ミグリン・パルマヌ、嶋田美子
キューレーション:アレクサンドル・タルバ
主催:ゲバルト団体
展覧会 公式サイトはこちら
関連イベント
- 展覧会オープニング
日時:5月18日(土)16時〜
会場:東京日仏学院
18時より、ミグリン・パルマヌによるパフォーマンスあり(予約不要) - 第10回「哲学の夕べ」暴力について
日時:5月25日(土)
会場:東京日仏学院
本展キュレーターのアレクサンドル・タルバによる「ゲバルト展」ガイドツアー(10:45、11:45 の2回・定員15名・要予約)
ユニ・ホン・シャープ『ENCORE – Mer』(17分)上映(11:30、12:30の2回・予約不要)
「哲学の夕べ」公式サイト
-
神林和雄によるダンスパーフォマンス『今、「不屈の民」を踊るということ』
日時:6月15日(土)15時
会場:東京日仏学院 中庭
- ジャン=バティスト・ファーカス『従う–破壊段階』
日時:6月15日(土)17時〜18時
会場:東京日仏学院 裏庭 - 石川雷太/Erehwonによるノイズ・パフォーマンス『Now here ≠ Erehwon』ほか
日時:6月15日(土)19時~19時40分
会場:東京日仏学院 エスパス・イマージュ
(予約不要・先着100名) - nadir B. + 三浦一壮によるオーディオビジュアル・パフォーマンス『Flatness』
日時:6月15日(土)20時〜20時30分
会場:東京日仏学院 ホール - Onirisme Collectif/オールナイト・イベントの共同夢体験『Onirisme Collectif#10 -Gewalt-』
パフォーマー:Ad Mornings、岡本羽衣×fantome experiments、今宿未悠、山口淳、遠藤薫ほか
日時:6月15日(土)23時~翌 7時30分
会場:セッションハウス 2Fギャラリー
詳細・予約はこちら
参加者募集
ジャン=バティスト・ファーカス『従う−収集段階』への参加者募集
「ゲバルト」展のために、匿名で、怒りや不快感を覚えた服従の行為、または、今も後悔している屈服の経験について、数行お書きください。
自己検閲することなく、自由に記述してください。そして、その文章を以下の住所に送ってください。「ゲバルト」展に展示されることで、あなたの言葉は、人々がしばしば傷つけられることを知りながら継続している、服従のさまざまな形式について、意識を高めるでしょう。文書は展覧会終了後に破棄されます。
送付先
〒162-8415 東京都新宿区市谷船河原町15
東京日仏学院 芸術部門 ゲバルト展 係
主催者
ゲバルト団体 | Gewalt Dantai(アレクサンドル・タルバ、平居香子、宮内芽依、アントワーヌ・ハルプク、ガーリン)
「暴力の問題、さらにはテロリズムの問題は、前世紀以来、帝国主義の暴力に対する反応として、様々な形式で、革命運動や労働者運動を煽動し続けた。」
ジル・ドゥルーズとフェリックス・ガタリ
『Le pire moyen de faire Europe (ヨーロッパをつくる最悪の方法) 』、1977 年ゲバルト団体は、2023 年 5 月に東京で設立された芸術的・政治的団体である。
団体の名前は、1960 年代の日本における、ドイツ語の「Gewalt」の解釈に由来する。この文脈では、「ゲバルト」は、「暴力」と呼ばれる制度への反動、つまり、「反暴力」を意味する語である。
キュレーション集団として構想されたゲバルト団体は、積極的参画の芸術実践や革命運動の歴史、アクション・行動・行為、ゲリラ、儀式、暴動、デモ、市民的不服従、共同体などの反乱の現代的な様式を研究するためのプラットフォームでもある。
ゲバルト団体は、プロレタリアの伝統を受け継ぎ、世界中の被抑圧者と連帯し、市場の論理に対抗して、反資本主義的な現代アートのビジョンを擁護する。そして我々は、直接行動としての美学を、象徴的な武器としての芸術を、要求する。
キュレーション
アレクサンドル・タルバ | Alexandre Taalba
カビール系のフランス人・アルジェリア人の研究者・キュレーター。パリ第 8 大学にて博士号(美学)を取得、東京大学総合文化研究科超域文化専攻表象文化論研究室の客員研究員である。博士論文のタイトルは「虚の記憶のイメージ : 日本における原子力時代の技術批判の美学について」。 資本世キャピタロセンへの問いかけを通して、戦後美術・現代アートにおける原爆の表象と経済・技術的合理性の批判、及び被爆者の記憶と反核ラディカリズムの関係性について考察している。ジル・ドゥルーズ、ギュンター・アンダース、シモーヌ・ヴェイユなどに影響を受け、バーチャルという概念、無政府主義の哲学、革命運動の歴史についても研究対象としている。
アンスティチュ・フランセは、創作と言論の自由を尊重します。
本展覧会の作品に表明された意見は、作者の意見、あるいは歴史的証言であり、アンスティチュ・フランセおよび在日フランス大使館が関与するものではありません。
日程
2024年5月18日(土)〜6月16日(日)
開館時間(東京日仏学院):火~木:9:30~19:30 金、日:9:30~17:00 土:9:30~19:00
休廊日:5月20日(月)、27日(月)、6月1日(土)、2日(日)、3日(月)、10日(月)
会場
東京日仏学院、Cave-Ayumi Gallery、セッションハウス(6/15のイベント)
主催
ゲバルト団体
お問合せ