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第8回「デジタル・ショック」― 世界を問い直す

第8回「デジタル・ショック」―  世界を問い直す

今年第8回を迎えるデジタル・ショックは、インスタレーション、ライブ、ワークショップ、トークイベントや交流会を通して、世界への新たな視線を提案します。

 

2019年2月21日(木)~ 3月3日(日)に都内各所で開催されます。

 

 

アンスティチュ・フランセ日本主催による、アートとデジタルカルチャーのフェスティバル「デジタル・ショック」。今年のプログラムは、拡張現実(AR)やバーチャルリアリティ(VR)といった新しいテクノロジーツールを、アーティストたちがいかに発想豊かに使っているのかを明らかにし、私たちの日常や私たちを取りまく世界を、新たな方法でとらえようとするものです。

 

『The Watchers-眺めるもの』はティエリー・フルニエが空間構成を手がけ、森タワー52階に3人のフランス人アーティストの作品を集結させたインスタレーションです。この展望台から見える都市の景色を、リアルタイムで変容させます。ヤニック・ジャケの『組曲(Suite)』は映像と音による巨大な作品です。スクリーン上に、揺らめきとともにシンプルな幾何学文様が繰り返され、心をひきつける感覚的な倍音を生み出します。『裏窓―タヌキのめざめ』は展覧会場やアンスティチュ・フランセ東京等で繰り広げられる、拡張現実(AR)の冒険ゲームです。タヌキと呼ばれる自然の精霊と出会い、インタラクティブ・ゲームを楽しみながら、自分のアイデンティティを見出します。また芸術家イサム・ノグチの彫刻に着想を得た『プレイグラウンド』は、2人のプレーヤーが一緒に遊び場を探索すると、音と映像がプレイヤーの動きにインタラクティブに作用する、対話型ゲームになっています。

 

音楽の分野では、2月21日(木)にMUTEK.JP との共催によるオープニング・ライブが渋谷WWWで開催されます。NSDOS、アレックス・オジエ、MACHÌNA & 藤元翔平、AKIKO KIYAMA X NAOTO TSUJITAといったフランス、韓国、日本のアーティストたちが、驚きのオーディオビジュアルパフォーマンスを披露します。この熱いエレトロニック・ミュージック・ライブを是非ともお見逃しなく!

 

領域横断的で、質の高い、驚きにあふれるこのフェスティバルは、日本とフランスの、数多くのメディアアートのパートナーからの協力を得て開催されます。Media Ambition Tokyo、MUTEK.JP、Ars Electronica、ナントのスコピトーン・フェスティバルをはじめ、デジタル・ショックを支援していただいている皆さまに、改めて深く感謝申し上げます。

 

2月21日に渋谷WWWで開催される、アートとテクノロジーを融合させたオープニングイベントをはじめ、日仏のアーティストの創造性と変化し続ける交流を紹介する今年のデジタル・ショック・フェスティバルに、ぜひお越しください。

 

 

フランス大使館 文化担当官

アンスティチュ・フランセ日本 芸術部門主任

サンソン・シルヴァン

 
 
 

プログラム

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