座談会「批評と上映」 第6回映画批評月間

映画の上映形態、映画を語る場所の形態、そしてその方法がどんどん多様になってきている現在、映画を見せること、語ることとの関係について考察し、語り合う座談会を開きます。ゲストには、現在、もっとも刺激的なプログラミング、上映や配給を行っているお三方をおよびし、それぞれの活動をご紹介頂くとともに、意見交換、議論していただきます。
上映活動や映画批評にご興味のある方、あるいはすでにそうした活動を行っている方はぜひご参加ください!
登壇者
降矢 聡(ふるや さとし)

グッチーズ・フリースクール主宰
映画配給。2014年よりグッチーズ・フリースクール名義で、映画の自主配給や映画上映イベントの企画・運営を行う。配給作品は『アメリカン・スリープオーバー』、『キングス・オブ・サマー』、『サポート・ザ・ガールズ』、特集上映『ケリー・ライカートの映画たち 漂流のアメリカ』など。そのほか、自主出版「ムービーマヨネーズ」の企画・編集。編著に『ウィメンズ・ムービー・ブレックファスト 女性たちと映画をめぐるガイドブック』、『USムービー・ホットサンド 2010年代アメリカ映画ガイド』、共著に『レオス・カラックス 映画を彷徨うひと』(ともにフィルムアート社)などがある。

登壇者
森田 佑一(もりた ゆういち)

プンクテ代表社員
映像制作、映画のソフト制作発売・配給など数社での勤務を経て、2022年にプンクテ合同会社を共同で設立。映画の配給・宣伝業務を行う。配給企画として2023年に「ウルリケ・オッティンガー[ベルリン三部作]」、2024年に「ベット・ゴードン エンプティ・ニューヨーク」。配給受託企画として「オリヴェイラ2025」(提供キングレコード)。宣伝協力企画に「ジョン・カサヴェテス レトロスペクティヴ リプリーズ」『ノスタルジア 4K修復版』(共に配給ザジフィルムズ)、「映画作家ジャンヌ・モロー」(提供キングレコード/配給エスパース・サロウ)ほか、新作劇場公開のパブリシティなど。

登壇者
鈴木里実(すずき さとみ)

Stranger 番組編成
墨田区菊川のミニシアターStranger(ストレンジャー)の立ち上げメンバーで、特集上映等の企画を担当。これまでに東映特集やジョン・ヒューストン監督特集、ハル・アシュビー監督特集、直近で6/27(金)からはヴィンセント・ミネリ監督特集など。
また、特集に併せてStrangerが発行するオリジナルの批評誌『Stranger Magazine』に、Vol.3から編集として参加。Vol.7からは編集長も務める。幅広い執筆陣による作品や監督についての書き下ろし論考を掲載し、“映画館が映画を論じる”場作りを目指して取り組んでいる。
