グラフィック・ノベルの前衛的作品 『わたしを忘れないで』 著者初来日トークイベント

フルカラーで描かれる、ヨーロッパ独自のマンガのかたち「バンド・デシネ(Bande Dessinée)」。
ユーモア、ファンタジー、歴史、ノンフィクション――あらゆるジャンルを横断し、長年にわたり注目を集め続けています。そんなバンド・デシネの世界に、直接触れてみませんか?
今回登壇するのは、オートフィクションや自伝的作品を通して「個人的でありながら普遍的」なテーマに迫る、若手女性作家アリックス・ガラン。
詩情あふれるダイナミックなタッチと鮮やかな色彩で知られ、フェミニズム的な視点と瑞々しい表現で、新しい物語の地平を切り開いています。
日本語に翻訳された作品『わたしを忘れないで』を手に、彼女の創作世界と、バンド・デシネ/グラフィックノベルの今を知る、この貴重な機会にぜひお立ち合いください。
日付
10月25日(土)
時間
10時~11時30分
会場
「本屋象の旅」〒232-0024 横浜市南区浦舟町1-1-39
参加費
書籍『わたしを忘れないで』(税込2,200円)を、当日ご購入ください。
※トークイベント終了後、アリックス・ガランさんにサインを入れていただきます。
バンド・デシネ作家
アリックス・ガラン

フランス語を母語とするバンドデシネ作家。1997年、ベルギー生まれ。
これまでに発表した2作のグラフィック・ノベルはいずれも高く評価され、2025年アングレーム国際漫画祭でフランステレビのオーディエンス賞を受賞するなど、多くの文学賞に輝いている。
彼女の作品は、卓越した言葉の詩情と力強く躍動感あふれる筆致に特徴づけられ、その若さにもかかわらず、読む者を魅了する。自己表現的な作風を得意とし、これまで語られることの少なかったテーマにも果敢に挑むその姿勢は、男性中心とされるコミック界においても将来を嘱望される存在として認められている。
『わたしを忘れないで』日本語版 : 太郎次郎社エディタス
(© Manuel Lagos Cid / Le Lombard)
