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上映会:ジョアナ・ハジトゥーマ&カリル・ジョレイジュ 「スミルナ」他

上映会:ジョアナ・ハジトゥーマ&カリル・ジョレイジュ 「スミルナ」他

日時

2月26日(水)19:00 ※アーティストによるポストトークあり(逐次通訳付き)
3月1日(土)11:30 / 16:30
3月2日(日)11:30 / 13:30

会場

東京日仏学院|エスパス・イマージュ

シアターコモンズ’25との協働で、ジョアナ・ハジトゥーマ&カリル・ジョレイジュの映像作品3本を一挙上映します。

 

上映作品:
『スミルナ』(49分)
『酔った愛たちの石棺』(7分)
『蛮族を待ちながら』(4分)

 

レバノン出身で、パリを拠点に活動する映画監督・アーティストのジョアナ・ハジトゥーマ&カリル・ジョレイジュ。スパイラルホールでのレクチャーパフォーマンス『オルトシアのめくるめく物語』の上演に合わせて、作家自身が現在の中東情勢を踏まえてセレクトした映像作品3本を日本初公開します。


映画『スミルナ』(2016)のタイトルは、トルコの都市、現在のイズミルの古い呼び名です。ここにルーツを持つ作家は、同じく同地にルーツを持つ画家・詩人のエテル・アドナンとの対話を通じて、実際には訪れたことのない都市を想像しながら、オスマン帝国の歴史の継承について問いを巡らし、所属の意味、イメージのない想像、口伝えや物語によって受け継いでいくことの力について考えてゆきます。同時上映する、停電中のベイルート国立博物館で撮影された『酔った愛たちの石棺』、ギリシャの詩人カヴァフィスの詩とともにベイルートの遠景が移りゆく『蛮族を待ちながら』の鑑賞と合わせて、レバノンを生きてきた作家たちの目とともに、中東の今に思いを馳せてみる特別な時間となるでしょう。

 

 

ジョアナ・ハジトゥーマ&カリル・ジョレイジュ
映像作家、アーティスト。写真やインスタレーション、パフォーマンス、映像作品を通じて、イメージや表象の製造、想像の構築、歴史の記述を探求する。受賞作に、『メモリー・ボックス』(原題:“Memory Box”、2021年)、『スミルナ』(原題:“ISMYRNA”、2016年)、『レバノンロケット協会』(原題:“The Lebanese Rocket Society”、2012年)、『私は見たい』(原題:“Je veux voir”、2008年)など。2017年、“Unconformities”プロジェクトでマルセル・デュシャン賞を受賞。ともに、Correspondaences、Metropolis、シネマテーク・ベイルートといったレバノンの文化団体に深く関わっている。

 

主催|シアターコモンズ実行委員会
共催|東京日仏学院
助成|在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ、笹川日仏財団

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