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【討論会】メティエ・ダール:継承と現代性への挑戦

【討論会】メティエ・ダール:継承と現代性への挑戦

日程

2024年7月12日(金)

時間

17時~19時

料金

入場無料、要予約

参加

対面

会場

アクロス福岡 円形ホール

福岡県福岡市中央区天神1丁目1番1号

九州・沖縄日仏学館は7月、伝統芸術・工芸における師弟間の継承をテーマにした討論会を開催します。フランスの「メートル・ダール(フランス人間国宝)」称号が創設されてから30周年を迎えるにあたり、この討論会は「人間国宝」を創設した日本という国において特別な響きを持つことになるでしょう!

 

フランスの「メートル・ダール」と日本の「人間国宝」

討論会の前には、サムソン・シルヴァン氏が、2024年に創設30周年を迎えるフランスのメートル・ダールを紹介します。

サンソン・シルヴァン

舞台芸術やヴィジュアルアートにおける日仏の文化協力を担当し、2020年より日本におけるフランスのデザインや工芸を促進するプログラム、およびその分野における共同企画や交流プロジェクトを展開している。

討論会のテーマ

伝統芸術・工芸は、古くから受け継がれてきた遺産の保護と現代化への挑戦をどのように両立させているか?急速に変化する世界の中で、師弟間の世代を超えた継承を維持していくのに、どのような戦略がとられているのか?

この問いに答えるべく、4人のパネリストたちに、それぞれの視点と経験を共有していただきます。

パネリストの紹介

鬼丸碧山

福岡県小石原村の名門陶芸家の家系に属する。祖父・雪山、そして父・碧山の後を受け継いだ2代目鬼丸碧山は、純度の高い作品を生み出す。数々の国際的な賞を受賞し、京都延暦寺の御用達になっている。彼の作品のいくつかは日本やフランスで展示されており、特に権威あるフランスセーヴル国立陶磁器博物館が主催するビエンナーレ・ドゥ・セーヴル陶芸展でも展示された。日本伝統工芸協会の正会員である鬼丸氏は、古来の技法を守り伝えることを重要視している。そのため、ベトナム北部の村々に陶芸の存続に不可欠な技術を伝えることを目的とした国際協力プログラムにも携わっている。 

詳細「高取焼鬼丸雪山窯元」http://takatoriyaki.com/ja/

    吉本翔風

    幼少より書に慣れ親しみ、様々な書体を完璧に習得した伝統芸術の継承者であると同時に、独自の美的感覚を持つ革新的なアーティストでもある。抽象的または具象的、日本語でもフランス語でも、彼女の作品は伝統的な筆や、ほとんど「生の」素材である木片、植物の茎、枝、羽などを使って作った筆で制作される。紙の上に現れた言葉は、彼女の動きによって、その意味を探求し、問いかける。こうして彼女の書は、それぞれが表現する世界の様相の複雑で親密な表現に基づく、豊かな解釈の対話へと誘うのである。また、国内外で数々の賞を受賞。日本、ヨーロッパ、アメリカでの展覧会は大成功を収めている。

     

    詳細「翔風」https://shofu-y.com/

    • イタリア パドヴァでの 書のパフォーマンス

    •   作品 「無為 」

    • 作品 「 Mon rêve  私の夢 」

    • 作品「 昇龍  Dragon montant 」

    • 作品「 Liens 絆 」

      江里朋子

      京都芸術短期大学(現・京都芸術大学)卒業。1991年、同校専攻科修了後、人間国宝の称号を持つ母・江里佐代子から本格的に截金を学ぶ。多くの素晴らしい作品を制作し、福岡では料亭嵯峨野に鳳凰をモチーフにした欄間を制作するなど、目覚ましい活躍を見せている。第58回日本伝統工芸展で日本工芸会新人賞受賞。彼女の作品は、比類ない繊細さを持つ。「長い歴史の中で細々と、しかし確かに伝えられてきた技法と共にそれを守り伝えてきた先人たちのこころを継承していく」ことが、この厳しい芸術を守るために不可欠だと彼女は考えている。

       

      詳細「截金 江里朋子」https://kirikane.net/index.html

        内山ヴェルガン綾夏

        幼い頃から身近な人たちの影響を受けてアートに触れる環境で育つ。応用美術、工芸、インテリア建築、デザインの高等教育機関であるパリのエコールブール国立工芸大学で彫金を専攻後、東京藝術大学工芸科鍛金研究室で1年間学ぶ。2023年5月より金工作家・須佐真氏に師事し、作品を完成させる。日常生活におけるルーツ」、「人体」、「つながり」や生活の中で感じる「もやもや」などをテーマに作品を制作している。この才能溢れる若いアーティストにとって、「触る、切る、変形させる、鍛造する、彫る、打つ、刺繍する、創る、そして作る」ことは、生きている実感を得ることなのだ。

         

        詳細公式サイトhttps://vuchiyamaayaka.studio.site/

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