Pierre Chapo 展 ― French designer furniture and craftsmanship
会期
2024年8月31日(土)~10月15日(火)(好評につき、会期を延長いたします)
会場
東京日仏学院
時間
11:00-19:00(金・日のみ17:00まで)
月曜休館
入場
無料
主催
ART MODERN JAPAN 株式会社・Gallery CASA DE
協力
東京日仏学院、Chapo Creation、株式会社イニシャルジャパン・Objet d’art
フランスの家具デザイナー、ピエール・シャポの作品を特集する展示会。
会場は、20世紀を代表する近代建築の巨匠ル・コルビュジエに師事した坂倉準三設計による、1951年完成の坂倉棟です。
ピエール・シャポは、フランスの家具デザインにおける巨匠であり、その精緻な工芸技術と洗練された美学で知られています。この展示会では、1960年代のヴィンテージから、いまもアトリエにて制作されている現行品まで、幅広いコレクションをご覧いただけます。
シャポの象徴的な椅子やテーブル、キャビネットが一堂に会するこの展示会では、製作工程で使用する道具や、デザインスケッチなど、彼の作品に込められた工芸技術を間近で体感することができます。また、初期の作品から後期の作品まで、シャポのデザインの変遷を追い、彼のクリエイティブな軌跡を辿ることができます。
この展示会は、家具に興味がある方だけでなく、フランス文化や工芸に興味を持つすべての方にとって、貴重な機会です。シャポの美しいデザインに触れ、その魅力をぜひ体感していただけますと幸いです。
デザイナー
ピエール・シャポ(Pierre Chapo)
フランスの家具デザイナーであり職人。
ピエール・シャポはパリ国立高等美術学校で 建築学を勉強し、1958年に卒業。その後、彫刻家であり画家でもあった妻ニコール ロルミエールと共に、スカンジナビアとアメリカを旅しました。この旅で、アメリカ の建築家フランク・ロイド・ライトの邸宅と事務所を訪問、後のシャポのデザインと作品に多大な影響を与えました。帰国後、シャポはフランスのクラマールに自身のスタジオを設立し、妻ニコールのサポートを受けながら作品の制作を開始しました。 シャポとニコールは、パリ13区の並木道、オピタル通りに ギャラリー・シャポを開設。 現在もなお、ピエール・シャポの孫にあたるゾラン・シャポが会社を引き継ぎ、同じゴルドの地で製作を続けています。