展覧会「Hands and Knots つなぐテキスタイル」

「Hands and Knots つなぐテキスタイル」は、多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻3年生(スタジオ 3)が、テキスタイルの社会における役割と表現の可能性を探るプロジェクトです。
急速なデジタル化の影響から見過ごされがちな、実際に「見る触る」「手でつくる」そして「古いもの新しいもの」「人と人との繋がり」これらのことを軸に作品制作を進めました。素材研究の過程で、リサイクル技術やリユース、アップサイクルなどについても考察し、古いネクタイや廃棄されるコーヒー豆の麻袋・食品トレー、残余の糸や布・紙類・フェルトボールなどが活用されています。
フランスのモビリエ・ナショナル(フランス国有動産管理局)の理念と、東京日仏学院 (アンスティチュ・フランセ東京) の場に共鳴し制作されたテキスタイル作品を1951年完成の坂倉準三氏設計の旧校舎と、南仏の小さな村をイメージして作られた藤本壮介氏設計の新校舎の室内各所に設置いたします。
出品者
多摩美術大学生産デザイン学科
テキスタイルデザイン専攻3年生スタジオ3
会期
2025年1月28日(火)~2月23日(日)
※月曜日、祝日は休館
会場
東京都新宿区市谷船河原町15
開館時間
火~木曜:9時30分~19時30分
金・日曜:9時30分~17時
土曜:9時30分~19時
月曜休館
入場
無料
協力
岡村織物、株式会社成和ネクタイ研究所